2017年03月20日(月) 21:32
――――――――――!!!(声にならない叫び)
はい、ということでこちらは後書きになります。ぶっちゃけ話だろうとなんだろうと乱舞します。ご注意ください。
まずは一年半もの間、拙作に付き合って読んでいただき誠にありがとうございました。皆様の感想などに支えられてここまで来ることができました。いや、割りとマジで。感想もらえるってモチベ的にすごいありがたいです。
さて、作者の内情をいれても鬱陶しいだけでしょうし、本編のお話に入りましょう。
本編ですが――主軸は当然ながら御阿礼の子です。タイトルからして彼女らが軸になることは予想できると思いますが、御阿礼の子がテーマになっています。
幻想郷縁起の編纂を宿命付けられ、さらに短命の運命まで持っている儚く可憐な少女(男もいる)たち。
その御阿礼の子に付き従う阿礼狂いの主人公の物語となります。
御阿礼の子を主人公に据えてしまうとあまり人里の外に出る様子がないため、物語として広がりをもたせにくくなります。そういった事情から彼女らの代わりに危ないことなどをやる阿礼狂いという一族が誕生しました。
火継信綱。作者的には某ぐだぐだのアレよろしくノッブと呼んでいる主人公もその過程で生まれています。
設定した当初はもう少し機械的な性格で御阿礼の子が何か言わない限り何もしないというタイプだったのですが、それはそれでまた物語に広がりを持たせにくくなるジレンマ。
なので御阿礼の子を何においても優先するけど、そうでない範囲では普通の人間っぽく振る舞うナマモノとして設定されました。
そこから可能な限り好かれようとしたり、生真面目に誰に対しても正面から向き合うようになったのは物語の妙ですね。この主人公、私が設定したのに結構頻繁に物語の流れを変えています。幻想郷の英雄になったり、人妖共存とか成し遂げたり。
とまあ、設定面の話を持ち出すと終わりが見えなくなるため、一つの時代が終了するたびに投げていた人物紹介を後日投稿しようと思います。死んだ人(椿、勘助など)全員分含めて書くため結構時間がかかると思っててください。
本編、それも最終話に関してですが。阿求が亡くなった信綱の遺体にすがりついて泣くシーンを入れるべきか結構悩んでます。
ただ、綺麗にノッブが死んだ後にそれを入れるのもなんだか蛇足な気がするのと、これは『阿礼狂いに生まれた少年のお話』ですから、ノッブが死んだところで終わりにすることにしました。結果としてはこちらの方が良かったと思っています。
あと、生きてくださいという下り。あれは初期も初期(阿七が死んだ頃)からいつかノッブに言わせるセリフとして思いついてました。
生きてと願われ続け、そのとおりに生きた少年が、最後に御阿礼の子に生きてと願う。その瞬間こそがこの物語の終わりであると決めてあったのです。
色々と語りましたが、後書きとしては足りないくらいです。人物紹介の方に出した意図やもたせた役割なども載せるつもりですので、そちらをご確認ください。
後は今後の投稿予定について少しだけ。
登場人物の紹介などを載せるのが一つ。
本編終了後、白玉楼で先代と再開する先代ルートが一つ(妖夢と幽々子がガッツリ出ます)
そして最後。信綱がただ一人認める無二の相棒である椛ルート。
この三つを投稿していく形になると思います。先代ルートと人物紹介はどちらが先になるかわかりませんが、最後に椛ルートを持っていくことだけは確実とだけ伝えておきます。
以上、取り留めのない文でしたがここまで読んでいただきありがとうございます。
重ねて、阿礼狂いに生まれた少年のお話。読んでいただき誠にありがとうございました。
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2018年10月24日(水) 01:00
鳥尾 読解
活動報告にノッブの死後についての記載がなかったので、こちらに再度感想を書かせていただきます。
気になっていたノッブの死後について。
なんだかんだ身内に甘いところは本当に最後の最後までってところがノッブらしいなと思いました。
まあどこをどう転んだって行きつく先は狂人であることにはかわりないとは思いますが笑
始まりから終わりまで本当に綺麗な作品だと思います。
新しい話が投稿される度に一から読みたいと思う作品です。
また何か閑話とかがあったら投稿してくれると嬉しいです。
長々と失礼致しました。
2017年06月23日(金) 23:05
しおむすび
椛ルート、お疲れ様でした
2017年05月07日(日) 18:58
フォウキュ
完結お疲れ様でした。
この作品で椛がとても好きになりました。
椛ルート楽しみにしてます
2017年04月22日(土) 15:32
天地 洸
完結お疲れ様でした。
つい数日前にランキングから発掘して読み始めて読破しました。
良い作品でした、ありがとうございました。
阿七、阿弥の死後小町に幸せだったか聞かれる下りが挟まったことで最終話前はそこが最後になるのかなと思いながら読み進めていたけれど、この終わりもらしくて良かったです。
タイトルで何度か見逃していたんですが、読んで良かったです。
次回作があれば読もうと思います。
完結、お疲れ様でした。
2017年03月22日(水) 09:40
宝剣
お疲れ様でした。
after三話楽しみにしております。
2017年03月21日(火) 21:02
内臓脂肪が多いガリノッポ
完結お疲れ様です。とても楽しくこの作品を感じることができました。人間味があまり無いからこそ、時折滲み出るノッブの人間らしさがとても好きでした。
個人的には椛ルートが楽しみで仕方なかったので、この後もこの作品を楽しめるのだと未だ歓喜の想いでいっぱいです。
けれど、本編が完結したということでひとまずはこの一言を伝えさせて下さい。
こんなにも素晴らしい作品を作ってくださり、ありがとうございました。
2017年03月21日(火) 19:34
鳥尾 読解
完結お疲れ様でした。ずっと前から感想書こうと思ってましたが、なんか恥ずかしくて書けませんでした。
しかし、完結したので勢いで笑
一人一人がすごく魅力的で、とても綺麗な作品だと思いました。何はともあれ後日談や人物紹介も楽しみに待ってます!
2017年03月21日(火) 16:57
逸楽主義者
すごく面白かったです。
入れようと思ったという蛇足、気持ちが先行すると入れたくなるものとも思いますが、入れずに物語を閉じてるのがすごく読後の切れをよくしてると思いました。
2017年03月21日(火) 16:55
もふりk
椛ルートが最後に来るんですか...楽しみですねぇ
先代ルートでの話も気になりますが.....個人的にはどのような人物紹介がなされるのかが注目点ですかな
どちらも気長に待っています
2017年03月21日(火) 12:17
神谷内
とてもおもしろかったです!
お疲れ様でした。
後は椛ルート期待です。
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