ハーメルン
たあたんの活動報告
『僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我』 あとがき
2019年07月06日(土) 18:24


読者の皆様

『僕のヒーローアカデミア・アナザー 空我』をここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

投稿開始から約1年10ヶ月、文字数にして約120万文字ということで、これまで私が書いてきた作品の中でも一大長編となってしまいました。途中生活環境が大きく変わったりもしたので、より感慨深いものがあります。
ハーメルンでの連載は初めて、その他サイトを含めても「人に読んでもらう」ことを意識して執筆するようになってまだ3年足らず。通しで読み返すと反省点と言いますか、未熟さが表れているなあ……というところが多々あって恥ずかしくなります(笑)

当初から決めていたのは、デクがワン・フォー・オールを継承して最終決戦に臨むことと、デクと爆豪が異国の地で再会するというラストシーンにしようということ。それにしたってディテールはぎりぎりまで修正しましたが、他は書いているうちにどんどん変わっていきました。死柄木がダグバになるとか、心操くんとか。後者は登場自体は思いつきでも、G3登場までには期間があったのでそこに至るまでの積み重ねはしっかりできたんじゃないかと思います。デクと喧嘩になる予定はなかったんですが(笑)あと、ガリマ姐さんなんかもそうですね。もとは原作通りメ集団のトリとしてライジングタイタンに倒される予定が、ギイガと入れ替わってアギト覚醒編で出番となったため延命し、ベミウと交流が生まれたことで人間らしくなりました。報いと救済のバランスを考えてああいう最期になりましたが、いかがだったでしょうか?
そして最終決戦においてデクが変身するのも、赤目アルティメットなのか、ライアル的な新フォームなのか、それとも……ってな感じでぎりぎりまで悩みました。結果的には金目アルティメットという落としどころとなりました。デクと五代とは違う人間なので、形は変わるけれども、同じく伝説を塗り替えるだけのポテンシャルをもっていたということが示せたのではないかと。

以上のようにある種ライブ感で進めたところもありますが、すべての登場人物を魅力的に描く……という至上命題は貫徹したつもりでおります。原作におけるA組の面々くらいは全員活躍の場を設けたかったところではありますが、どちらかというと膨らませる余地のある脇キャラに焦点が当たっていきました。塚内&面構の上司コンビは特に筆の乗った方々です。逆におやっさんなんかは……意外と難しかった。アレは9割方きたろうでできてるキャラなんだと身に染みました。
かっちゃんは……クウガでいう一条さんポジションでありつつ、主人公の片割れとして思い入れを込めて書きました。デクがただの学生である分、試練をかなり吹っ掛けてしまいましたが。最後は幸せに終わってくれたのでほっとしています。

無事再会を果たし、一緒に登山もできたふたり。まだまだ描きたいこともありますが、ひとまずはこれで完結です。Vシネマ……的なものはやるかもしれませんが、最終話より前の時間軸になるくらいしか構想が固まってないのでいつになるかは未定です。アギト&G3をもっと活躍させたい気持ちはあるので、がんばってまとめられれば……うーん、次回作とどっちが先になるかな?(笑)




最後に、OFAはどうなったのか?デクが持ったままなのか、轟くんに戻ったのか、それとも……あえてはっきりとは申しません。皆様のご想像にお任せしたいと思います。








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2コメント
2019年07月06日(土) 18:53
釣りバカ野郎

作品完結お疲れ様でした!!

毎回更新を楽しみに待っていて、生活の中での楽しみとなっていました!

この作品はクウガとヒロアカ、どちらの世界観も壊さずにいて、僕にヒロアカに興味を持たせてくれた作品でもありました!

終わってしまうのは嬉しいような寂しいような..........

次回作も楽しみに待ってます!

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