ハーメルン
ないしのかみの活動報告
『帰郷』が完結しました。
2019年12月20日(金) 09:47

やっと『帰郷』が完結しました。
長かったなぁ。全11話。何だかんだ言って『エロエロナ』最長の作品になりました。総字数、約131,000字越えで、文庫本一冊分に相当するボリュームになったもんね。
こんなに長くなったのは、アラティーとトリンシスの単なる睦言話に終わらず、貴族の、とゆーか、田舎領主の日常を描いたせいですね。
ヘイワース男爵領って一般的な男爵の封土なんだけど、「貴族だって遊んでません」って面を描きたかったんですよ。これがもっと爵位の高い所とか、無能な領主が統治してると違うんだけどね。
 ファンタジー世界の統治って、江戸時代の島原藩みたいな、庶民をいじめ抜いて搾り取る極悪な例とか、何だか知らないけど、領主は雑事を全部部下任せにし、社交界だけに入り浸って権謀策術に終始してて、領内はただ資金源に過ぎず、放っといても金が湧く場所で無問題って思ってる人も多いんで(笑)。

貧乏そうに描いてるけど、ヘイワース男爵領は平均よりもやや上の収入がある領地です。ちゃんと城館もあるし、防衛軍も整備して、公共事業もやってるでしょ。竹炭の収入が大きいから儲かってます。税率も五公五民と低くて暮らし易い土地ですが、そのせいで領地はやや収入不足。これが七公三民だったら、左うちわで暮らせるんだろうけど、現男爵は改定しないし、多分、次期のアラティーもこのままでしょう。

シャルルと男の娘の問題はBLっぽいけど伏線だったりします。まぁ、今作内では無く「何時。明かすんだよ」って言う伏線ですが、アラティーと両親の関係(ニナの相手ね)にも関わって来ます。片親は女男爵ですが、今回未登場の、もう片親のサッキュバスは誰なのかと言う奴ですね。

魔法装置の破壊方法。こいつは最初から想定してました(笑)。
フタナリの絶倫サッキュバスが、その能力を最大限に使って相手を破裂させるって奴。最初はアラティーの精液だけで大爆発させるって妄想してましたけど、流石にそんなチートをロイヤルならぬ、コモンサッキュバスが持ってたらおかしいので、現在の形に。
ただ水源が戻るのか、いつまでアラティー味なのかは作者にも判りません(笑)。
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