2022年07月27日(水) 01:27
●聖杯のアーチャー
真名:パーシヴァル
性別:男性
身長:167cm
体重:69kg
出典:アーサー王伝説、聖杯伝説、楽劇『パルジファル』等
地域:イギリス
属性:中立・善
ステータス
・筋力:C++
・耐久:B
・敏捷:A+
・魔力:A
・幸運:B
・宝具:A
●スキル
・対魔力:A+
魔術に対する守り。
・単独行動:A+
マスターから離れて行動可能。
・騎乗:A
騎乗の才能。
竜種以外の獣や乗り物を乗りこなせる。
かつて自分が退治した…………と見せ掛けてこっそり保護して守護獣とした水妖アーヴァンクを水棲馬(ケルピー)に変身させて騎乗する。平時は白鳥にも似た水の鳥(ブーブリー)の姿で待機させている。
・貴婦人の微笑み:B+
誠の騎士にしか微笑まない貴婦人クンネヴァールが、見窄らしい装いのパーシヴァルに向けて微笑みを見せた逸話から。
ケイ卿がクンネヴァールにした手痛い仕打ちに憤り、彼を見返すという動機もまた、理想の騎士を目指す原動力となっている。
・仕切り直し:B++
戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。
聖杯探索の最中、達成の好機に恵まれながらみすみす逃してしまったパーシヴァルだが、最終的には聖杯入手に立ち会うという成功を治めた伝説に由来する。
・無縫の心意:A+
一つの時代の価値観において、無垢とまで形容される精神性。
あらゆる精神的制約を無視し、動物、自然物に対するアクションにボーナス。
感覚が状況を左右する直接戦闘においてはメリットになるが、知力が必要となる交渉等の頭脳戦ではデメリットになる。
ランクを一つ下げる事で悪属性賦与を無効化する効果アリ。成人に向かうにつれて失われる運命にある儚きスキルでもある。
赤騎士イテールとの対決において、丸腰のパーシヴァルは即席の武器として木を引き抜いて応戦したと言われている。
・聖杯の騎士:A
聖杯に選ばれた騎士の一人として、常に聖杯から寵愛を受けている。出自故に『聖杯の加護』を兼ねている。
このスキルのオンオフによって、霊基が『円卓』側と『聖杯』側の二通りに切り替わる。
●宝具
「赤心の宝鎧(ブリガンディン・オブ・イテール)」
・ランク:D++
・種別:対人宝具
・レンジ:0
・最大捕捉:1人
ククーメルラント出身の赤騎士イテールの赤い鎧。兜は対戦の際に破壊された為、喪われている。
パーシヴァルが是が非でも欲しがるほど気に入っている程度の逸話しか無いが、全ての判定にボーナスを賦与する。このボーナスのおかげで、パーシヴァルならざる者がこの鎧を装着しても、その人物による英霊パーシヴァルの戦闘力再現が可能となる。
同じ理由で、この宝具を装着したパーシヴァルは少年期でありながら、全盛期と同等の戦闘力を発揮できる。
「救済縒る羽撃の弩(モンサルヴァート・エントリー)」
・ランク:A
・種別:結界宝具
・レンジ:1~50
・最大捕捉:100人
聖弩モンサルヴァートから放たれる鍵矢による聖杯城開城。
聖杯城カーボネックを封印する異界となった聖なる祝福の結界。入城する自陣営に『聖杯の加護』を賦与する。
聖杯城カーボネック____それは、ブリテンにおいて聖槍ロンゴミニアドと呼称される、地球上各地に点在する星の錨『最果ての塔』の影を建材とした複合構造体。幾つもの影が一つに重なり、陰影(神代)の濃くなった部分が“城”として現界した。
この宝具は、その聖杯を治める城を隠匿する為、平時はアーヴァンクの神代回帰に封印されている。
パーシヴァルは聖杯城の領内で禁じられていた白鳥の狩猟を犯したのが切欠で、聖杯城へ入城を果たした。アーヴァンクの水の鳥(ブーブリー)の姿が白鳥なのも、この逸話の影響と思われる。
「黎明なるや輝ける槍(ロンゴミニアド・ロンギヌス)」
・ランク:A+
・種別:対城宝具
・レンジ:1~99
・最大捕捉:1000人
宝具『救済縒る羽撃の弩(モンサルヴァート・エントリー)』によって召喚される、聖杯に寄り添う聖槍。ギャラハッドとベイリンに加え、パーシヴァルとボールスの四重拘束で本来の威力を抑えている。
白鳥を弓矢で穿つ事で結界を限定解除、聖杯城カーボネックへと繋がる路を開き、パーシヴァルの元に聖槍ロンギヌスが舞い降りる。
聖弩モンサルヴァートに装填され、白光と共に射出、四重拘束を解除しながら敵陣へと飛来、殲滅する。拘束解除の度に加速していき、白光が描く放物線は、さながら蒼天を横切るもう一つの境界線。
弓の騎士のサーヴァント。
アーサー王伝説にて円卓第二席を戴く、聖杯の第二騎士。本来のクラスはランサーだが、今回はアーチャークラスで現界。可能性の全盛期として、少年時代の姿で召喚される。また、赤騎士イテールの鎧の影響で、髪の色が赤みがかった橙髪なのも特徴。
騎士に叙されたばかりだが、裏表が無く、明朗闊達、好奇心旺盛、敵を相手にしても誠実を以て遇する。師匠ゴルヌマントの元で騎士道や善性は未だ勉強中なれども、既に素質十分な情深き誠の騎士。
反面、聞き分けが良過ぎて人の話を鵜呑みにし過ぎる、或いは忘れる嫌いがあり、それが原因で失敗するが、同時に独立志向へと繋がって更に張り切る男の子。めげない。
大人のパーシヴァルは“自分が辿り着く可能性の一つ”として尊敬し、親子や兄弟の様な関係になると思われる。お互いに邪気が無い為、同一人物であっても良好な関係を築ける。但し、食事については自分より母の意見優先。幼少期は狩猟や採集で母を養っていた経験より。
子供の頃に退治した水妖アーヴァンクをこっそり連れており、水棲馬(ケルピー)に変身した彼を騎乗馬として召喚に同伴させる。退治された後に自分を倒した相手の守護妖精となったタラスクタイプ。
尚、アーヴァンクとはビーバーを意味する、本来は恐るべき妖精で、1組の男女を残してブリテン島を水没させた洪水神話の終末装置でもある。本来はキャスパリーグにも引けを取らない大災厄。
●コメント
・ランサーなパーシヴァルが実装されたけど、逆に吹っ切れて投稿。ギャラハッドと同年代かと思ってた。
・お手製のクロスボウが小宝具『聖弩モンサルヴァート』に。楽劇の幕開けに弓矢の逸話がある為、楽劇ネタをそこへ一気に纏めた感じ。何方かと言うとアサルトライフル。
・ロンギヌスは乖離剣ポジション。本気になったら解放される。
・ランサーなパーシヴァルのスキル構成が良く見ると聖杯・聖槍に寄っていた為、此方はパーシヴァル自身の技能・経験を重点的にスキル化して差別化。
・ひょっとしたら、ギャラハッドと義理の兄弟になってたかもしれない人。妹は渡さん! なスタンスの方が個人的に面白いかも。
・水妖アーヴァンクを退治する古い物語が存在し、その時の名はペレスヴォ。此処では子供の頃の武勇伝という位置付け。
●対人関係
ギャラハッド&ボールス
聖杯探索仲間。途切れない絆とは彼等の事。
生前は先輩として見守る立場だったが、現在は関係性がシャッフルされ、得難い経験として楽しんでいる。
騎士王&円卓の仲間達
但しケイ卿、テメーはダメだ。
グレイ
但しアッド、テメーもダメだ。
パーシヴァル(槍)
同一人物の全盛期違い。
大人の自分カッケー。森で出会ったランスロット卿を思い出す程の騎士の鑑。
出会って5秒でブラザーフッド。
パリス
未来視持ちの妹を持つ兄同士。
そして色んな要因で縮んだ者同士。
平成のシャーロック・ホームズ
…………違う、そうじゃない。
メリュジーヌ
弟認定されました。
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