ハーメルン
零戦の活動報告
プロローグ的な?
2022年01月15日(土) 19:21




かつて、日本を破滅から救った三好将和。その将和もとうとう老いには勝てず、妻夕夏と共に永眠した。

 

「夕夏、あの世でもよろしく頼むよ」
「任されたわ貴方」
「暫くしたら私もそちらに行きますよ」

 

 息を引き取った二人に美鈴は涙を流しながらそう呟くのであった。










「長官、敵同盟艦隊は敗走を開始しました」
「ん。被害は?」
「クロトハップ子爵、シュトラーザ男爵等6人が戦死。艦艇損耗は全8600隻中3100隻が撃沈又は大破。しかし、我が艦隊2400隻にそれらしい被害はありません」
「まぁあいつらが勝手に命令を無視して突撃してよってたかって戦死したからな……」

 銀河帝国の貴族に属する男が宇宙戦艦の艦橋で溜め息を吐いた。

「階級的にも長官が残存艦艇を纏める事になります」
「ん……全艦に通達。只今よりミヨシ伯爵が艦隊の指揮を取る」

 男ーーマサカズ・フォン・ミヨシ伯爵は無線で全艦艇に告げた。

「降伏してきた同盟艦艇はどうしますか?」
「武装解除をし丁重に扱え。我等は動物ではない」
「了解です」

 参謀長のキヨシ・フォン・ハセガワにマサカズはそう指令を出す。

「さて……エル・ファシルだったな……」

 画面から見る宇宙にマサカズはそう呟いた。

「しっかしまぁ……死んだと思ったら今度は宇宙、しかも銀英伝とはな」
「確か俺が死んだ後に出た小説だっけ? カー、もう少し生きていたらなぁ」
「……ロリっ娘の妾を三人も囲んでたらそら怒られるわ」
「昔の話はよせ」

 そう言い合うマサカズとキヨシである。

「長官、降伏してきた同盟艦艇の中に司令官のアーサー・リンチ少将がいました」
「対応は丁重にな。武装解除をしたらエル・ファシルに向かうか」








「敵帝国軍艦隊がこのまま突き進んできます!!」
「……………これは年貢の納め時かな……」

 避難船団の長であるヤン・ウェンリー中尉は頭をポリポリと掻いた。ふと視線を横に向けるとあの宇宙港で自身にコーヒーとサンドイッチを渡してくれた少女がいた。それを見てヤンは決意をする。

「直ぐにこの船にいる人は他の船に乗船して下さい。自分とこの船でやれるだけの時間稼ぎをします」

 しかしエンジンは停止させたものの民間人の下船に手間取り、結局はまだ残っていた避難民と共に船は包囲されてしまう。

「……民間人の生命財産は何とか保証出来るようにしよう」

 ヤンはそう言うが納得しないのは避難民達である。

「やっぱり逃げられないじゃないか!?」
「ふざけるな!!」
「責任を取れ!!」
「………」

 避難民達からの罵声をヤンは一身に受け止めていた。しかし、一発の銃声が響いた。

「ッ……」

 暴徒化した市民の一部がヤンにブラスターを向けて銃撃をしたのである。腹に銃撃を受けたヤンはもんどりうってそのまま地面に倒れた。そして響き渡る悲鳴である。











「暴徒化した市民が軍人を銃撃して重体? そりゃ不味い。兎に角医療機器が充実して此方に引き渡せ」

 マサカズはそう言い、後に収容した者達を聞いて驚愕するのである。











取り敢えずプロローグ的なのを投下
設定の嫁達だが役者が変わる事があります。特にカリンとか
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