ハーメルン
花極四季の活動報告
Ghostwire:Tokyoクリアしたので(ry
2022年04月04日(月) 00:52


いつもの小説とかクッソ関係ないただのゲームクリア感想を言うだけのコーナー、今回は『Ghostwire:Tokyo』です。
前日譚のノベルゲームは一切触れていないのと完全にネタバレありきなので、その点を理解した上でどうぞ。
予め言っておきますが、酷評なのでそういうの嫌な人はそっ閉じ案件です。




































ストーリーはバディものの王道を往く、って感じで普通に楽しめました。前日譚で補完しているのでしょうけれど、人物相関図やらキャラの掘り下げが甘い点が散見されていたので、ひとつの作品で完結していないのはマイナス点ですね。
それに、このノベルゲーム要素が明らかに突貫工事によるものだということを思わせる展開が後半にあったので、恐らく度重なる延期に限界が訪れ、どうにか形にした未完成作品のように思えてならないんですよね。
その辺りも含めて、下記に問題点を挙げていきます。



①後半のストーリーが露骨に駆け足

今作は全六章に渡ってストーリーが展開されていきますが、オープンワールドとして街中を移動しての行動は四章までで、残りの二章はボスラッシュで拍子抜けなぐらいあっさり終わりました。
自分は四章まで寄り道しながら25時間ぐらい掛けていましたが、残り二章は合わせて一時間あったかどうかさえ怪しい程度にはあっさり終わりました。
この展開は、スクウェアの往年の名作である『ゼノギアス』を想起させました。あれは二枚ディスク組による二部構成でしたが、前半が世界を自由に闊歩して物語を広げていく構成だったのに対して、後半はムービーによる簡潔的な説明とダンジョン攻略のみという味気ないものになっていました。
『ゼノギアス』に関しては、ストーリーの関係上ワールドマップを移動する意義が薄かったのと、ディスク容量とか技術的な問題もあっての妥協点だったのだと思います。
紙芝居と揶揄されてはいますが、一本道にすることで世界の危機なのに寄り道して遊び惚ける、なんて緊張感のない展開を抑止していましたし、その突拍子の無い展開に目を瞑れば上手い構成だと思いました。

しかし、『Ghostwire:Tokyo』に関して言えば、五章と六章までの間隔が短すぎて一纏めにしても許される点。構成上必要だったからではなく、納期に間に合わせるためにあんな露骨な違和感を残さざるを得なかった、と言われた方が納得できるレベルです。
PSからPS5という技術革新によりディスク容量問題で難航するとは思えず、何ならプレイヤー視点から見ても諸々削って良い要素も多かったので、やはりそこは言い訳に出来ないんじゃないかなーって思いました。

駆け足具合もそうですが、纏め方も個人的には不完全燃焼でした。
ラスボスが事あるごとに言っていた、肉体は魂の器に過ぎないって発言に対して反証材料を提示出来ていないんですよね。
一応、死生観は自由と主人公は言っていたので論破する必要はありませんが、ラスボスのその理屈によって兄妹が巻き込まれている訳であり、それに対して自分なりの明確な答えを出せないのであれば、主人公は完全に巻き込まれ損で終わっちゃうんですよね。
ここで妹が生存すればラスボスとの対比となって、主人公が命を賭けた意味もあっただろうけれど、得られたのは後悔や苦悩の清算のみで釣り合いが取れていない。今日日キャラクリできるタイプの無個性主人公でも、ここまで存在意義が薄いキャラはそうそういないと思う。仮にも名前有り主人公やぞ?もっと頑張れよ。


②やり込み要素が冗長かつ単調

やり込み要素としてクエストの他に、地蔵・狸・霊体を見つけるというものがありますが、まぁ面白くないです。じゃあ完全に無視すればいいかってなると、後半の戦闘がキツくなるだろうからある程度はやらざるを得ない。
地蔵は攻撃回数に直結するし、霊体も経験値稼ぎで必要。狸は無視でもいいけど、前者二つはやらされる感がどうしても出てしまうにも関わらず、探索に面白味はない。
自分は東京の街並みを一切知らないので、もし知っていればあそこはああだみたいな感じで楽しめたのかもしれませんが、どこを見ても同じ風にしか見えないので様変わりしない土地を延々と移動させられるのは、後半になるにつれて惰性でしかなくなっていました。
霊体に関しても形代に吸収と言うプロセスがありますが、いちいち長押しする必要がある上に吸収範囲が狭いので、位置取りによっては複数固まっていてもひとつひとつ吸収しなくてはいけないので、結構なストレスポイントでした。鬼武者ぐらいのノリで魂吸収してくれって何度思ったか。
それと、霊体によっては杭が打ち込まれているタイプがあり、それは方向入力で九字を切って解決する必要があるのですが、抜いた後に吸収もちゃんとしなくてはならないので完全に二度手間です。
そういうタイプはボーナスで大量の霊魂を回収できますが、フルコンプする人にとっては悪意しか感じられないギミックでしょうね。
ストーリー上のイベントだけでやるならともかく、クエストにすら関係の無い部分でやらされるのはたまったものではない。
今作のボリュームの大半がやり込み要素に集中しているのに加え、こういう部分で変に不親切なものだから、ハッキリ言ってギュっと絞ろうと思えば幾らでも絞れるものを、敢えて膨らませていることでボリュームがあると錯覚させようとしているんじゃないかって邪推しています。


正直細かい点を言えば批難要素は幾らでも出てきますが、キリがないのでここで打ち止め。
総合的に判断しますと、フルプライスで買う価値は無い、でした。
何というか、最近発表されたPSの新規サブスクのPS5欄に速攻でぶち込まれても仕方ないレベルのクオリティ。
これやるぐらいなら、同じホラーテイスト+FPSロールプレイングの名作である『バイオショック』シリーズをやった方がいい。クリア済みでもこっちやった方が楽しいまである。
また問題点挙げる形になるけど、攻撃に属性が関係しているのにそれを全く活かしていない『Ghostwire:Tokyo』に対し、『バイオショック』は雷ひとつ取ってもで水を通して感電させたり機械を停止させたりと意味を持たせている為、そういった前例を知っていると余計に適当さを感じてしまいました。ストーリーの奥深さやホラー性も完全に負けていますし、勝ち目あるのってオープンワールド要素ぐらいでは?冗談抜きで。
身も蓋もないですが、ガチでカービィの方買えば良かった。アーリーで賛否両論を知りながら買った私の自業自得なんですが。

結論:全人類『バイオショック』やれ。絶対に損はさせないから。

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