ハーメルン
感想一覧
生まれ変わったら竜になりたい女の子とお話しするお話の感想

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シェケダン・ドメチアーレ ID:Doe861VU  [02/08 18:10]
ちょうどモンハン4の小説を探していたときにこちらの小説が目に入り読ませていただきました。
すごく素敵な物語をありがとうございます。
まさにマガラ科だからこそと言えるストーリーとこの味わい深い読後感はまさに私の求めていたものに出会えて感激しました。



【返信】Senritsu [02/09 01:57]
モンハン4の小説をピンポイントで探されている中で手に取っていただけたとなると少し緊張しますね……期待に添えるものであれば幸いです。
今ふとしみじみと、マガラ種は本当に素地というか下地の良いモンスターだなと思いました。作者のいろいろな想いや解釈を受け入れてくれる古龍種という存在は偉大ですね。
読了の上感想までくださり、ありがとうございました。

四足歩行の達人  [02/26 09:59]
美しさとやるせなさが儚さの主成分だとするならシャガルの生態は儚さそのものに思える…

MH4キッズだった身としてはちょうど世代で刺さる作品でした。赤くなった瞳でもう人じゃないんだなって

終わりまで一貫したなにか(小説に詳しくないので形容できませんが)があって悲しくも落ち着くとこにはまったなと爽やかさがあるビターエンドが最高です。

二人が選ばれたシャガルとだめになった渾沌ゴアのメタファーのようで…実際は残ったのはゴア側で、人の体があるからこそ二人は通じ合えたのかとするとシャガルパパもにっこりか


……それでもなんか祖龍パワーか何かでなんやかんやあって結ばれてもよかったのよ??そうじゃないからこその感動でしょうが…。まあカガチとおセッッッッするくらいだから種族の壁越えなんておまえさんならできるできる!(なお性別の壁もある模様)

【返信】Senritsu [02/26 22:54]
いただいた感想を期に「儚い」という言葉の意味を辞典で調べてみたのですが「願望が成就するかどうか全く予測がつかない様子」とのことです。
感覚的な言葉かと思っていたので少し意外でしたが、この意味をゴア・マガラに当てはめると、これほど切実な当てはまり方もないような気がしてきました。

メタ的なことを言えば、思い出す限りでは、書き手としての私はこの話を思いついたときにはこの結末をある程度思い描いていて、それを辿っていくような心境で書いていた気がします。それがこの作品の一貫性に繋がっているのかもしれません。

あのお話も読んでいただいたようで……最近は作品ごとにできることとできないことの取り決めを作る、ということを意識し始めたように思います。
少し言い訳をすると、この作品で種族の壁を緩くすると、彼女とあれとの親和性が高くなりすぎるルートに進む恐れがあります。万能とも言えないのが難しいところですね。
ご感想をありがとうございました。

菓子塔  [12/31 17:22]
アルハに殺してもらうと決めたテルーは、どんな気持ちで10年を過ごしたのだろう。

自分の運命を知った上でアルハと過ごし、最後には生まれ変わることを願ったテルー。
竜になるテルーが空を飛ぶことを受け入れたが、最後にはテルーの願いに応えたアルハ。
互いが互いを強く思っていたことが強く感じられました。

素晴らしい物語をありがとうございました。

【返信】Senritsu [01/04 22:40]
テルーの十年間については、本編後にもときどきアルハが考えているかもしれませんね。

相手のことを思い、考え続けることが必ずしも良い結果に結びつくとは限りませんが、せめて物語の中では報われるものであってほしいです。

こちらこそ、本作を手に取ってくださりありがとうございました。

Hundun  [05/04 17:36]
自分の語彙では上手く表すことは出来ないのですが、いつか、どこかの地でこの2人がもう一度出会いストリーズとかで出てくるライダーとオトモンのような関係で一緒に居られたらなぁ…と。でももしそうなっても人と竜である以上いつか寿命による別れが来るのが確定していて、この先どうなるのかは分かりませんが悲しくて、残酷で、それでいてとても美しい。そう感じた物語でした。

【返信】Senritsu [05/08 02:33]
一緒に居れるかどうかとなると少々分からなくなってきますが、少なくとも待つ方の彼女は生きている限り再会を信じているみたいですね。旅立った方の彼女がはっきりと約束を告げるのは珍しいことだったのかもしれません。
ハンターも竜も自然の中に身を置く以上、天寿を全うできる割合はどのくらいだろう、と返信を書いている最中に思いつきました。残酷な別れの方がむしろ多いのかもしれない中で、彼女たちがどういう心持ちでいるのか、考えるきっかけになりました。
きっと、旅立った彼女が見る景色がとても美しかったのだろうと思います。それとはまた別の美しさを感じ取っていただいていたとしても、それらを汲み取ってくださってありがとうございます。読了をお疲れさまでした。

アズチョコ  [12/25 05:14]
こんな素晴らしい物語を書いてくれてありがとうございます。
この2人の物語に出会えたこれまでのすべてに感謝。


【返信】Senritsu [12/25 09:36]
こちらこそ、本作を手に取ってくださりありがとうございます。もう二年も前の作品となって、埋もれているだろう中で拾い上げていただけるのは本当にありがたいことです。
作者ももう何度目かも分からないですが、いただいた感想をきっかけに久しぶりに本作を読み返しました。たまに読み返すような作品であれたら、とても幸いです。

なにゃ ID:jbrfeUuA  [09/03 23:16]
語彙力が乏しいから長文は書けないけど面白かったことだけは確か

【返信】Senritsu [09/04 14:22]
その一言を伝えてくださっただけでも十分です。
本作を手に取ってくださり、そして感想欄にも足を運んでくださり、ありがとうございました!

しらたき ID:aT3RF.cU  [06/13 08:05]
すっと心に入ってくる文体で自然に物語にのめり込んでいきました、とても美しい話でした。
この作品を生み出して下さってありがとうございました、物語終盤では鼻で息が出来ないくらい泣きました、、、、、、

【返信】Senritsu [06/16 22:31]
できるだけ読者さんが自然に入ってくることができるような文章を心がけているので、そう言っていただけて嬉しいです。
こちらこそ、本作を手に取ってくださりありがとうございました。本作に関わらず、物語で泣くことのできる感性はとても素敵なものだと思います。そのお手伝いができて、何か心に残るようなことがあれば、これ以上にない幸いです。

バートリー  [05/24 01:40]
ゴア・マガラとシャガルマガラを調べた時に受けた印象、恐ろしくおぞましい能力を持つけど同時に生物として生きていることが感じられてとても不思議な気持ちになりました。

テルーの中のシャガルマガラも、人を学んで人には勝てないと結論付けながらも殺される時は強く抵抗する、マガラ種が持つ二面性が巧みに描写されているように思えてとても感動しました。

【返信】Senritsu [05/25 23:06]
古龍の中でもかなり生態が解明されている(人にも解釈ができる)種であるということが、古龍でありながらも生物としての生々しさをより引き立たせているのかもしれませんね。
そんなシャガルマガラですが、和名は天廻龍であり、これまた抽象的というか、ぱっと見では古龍の中でもかなり異色な位置づけです。このギャップ、感想から言葉を借りれば二面性とも言ってしまえそうな、その辺にとても惹かれるものがあります。

人には勝てないという冷静かつ割と高度な判断力と、かの龍が竜だったときにより強く見えた生存本能は両立するのでしょうね。この感想をいただいて改めて考えさせられた次第でした。

読了と感想をありがとうございました。

cacela  [04/07 21:32]
作品、読ませて頂きました。
素人の私が言うのも憚られますが、万感の想いを込め、ここに感想を書かせていただきます。
大空を見上げるテルーと、「人は、ふしぎだ」と零した古龍。お互いに相容れない存在。分かり合えないと、成りえないとわかっていて、それでも手を伸ばす、そんな憧憬を夢想しました。
テルーが好きだった唄。火竜と、落陽草と、共に歩むあなたを想う唄。悲しくて、切なくて、世界を慈しむ。優しすぎる、テルーが好きだった唄。彼女は、何を想いながら唄ったのでしょうか。当人にしか分からない、私の稚拙な頭では想像足りえませんが。そうして夜が更け、テルーは龍と成った。かの歌姫の、「生命ある者へ」や「精霊へ歌う唄」を想起させる内容でした。
空が白み、夜が明け、アルハの好きだった人の物語は終わりを迎えた。この情景、こみ上げてくるものが多すぎて、言葉に出来ないほど。それほどに私は心を揺さぶられました。切なく、美しく、涙なしでは読めませんでした。特に「あのりゅうの ほのおなら」とテルーが口にしたとき。「火竜」でも「この刀」でもない、”あの”竜という言葉を口にしたこのシーンが、個人的に一番切なくて、印象に強く残っています。


溢れる想いが多すぎて、私も何を言っているのか分かりませんが・・・。
この作品に出合い、読むことができたのはこの上ない幸せと感じています。それほどまでに、この作品は人の心を動かす力があると。これが私の感想です。
非常に長く、まどろっこしい文章となってしまいましたが。
もし、かの世界に輪廻転生があるのなら。彼女が、時を廻りて戻り来るのならば。
竜のような大きな翼で翔け廻り大空を、蒼空を掴めたら。
彼女らが、廻り逢い、共に歩んでいく。その背中を夢想しながら。
ここに、読了の意を込めて感想とさせて頂きました。

-追記-

書き忘れ、ここに記させてもらいます。
テルーが今際の際で遺した呪い。のろい、まじない、と。アルハはどのように受け取ったのでしょうか。治ることはない、彼女だけの呪い。愛の形。これもまた、人と龍の、共生という形なのかと。
とても綺麗で、切ない。美しい愛を感じました。
本当に、ありがとうございました。

【返信】Senritsu [04/10 16:19]
人とは全く違う生き物でありながら、思考することができ、憧れというものを抱くかもしれない。だからこそ、人と龍の物語は読み手も書き手も惹きつけるのかもしれませんね。
テルーは作者にとっても不思議な少女でした。構想時にはこの話のあとにテルー視点の話も存在したのですが、その思想をうまく咀嚼することができず、断念したという経緯があります。
歌姫の唄はどれも本当に素敵ですよね。少しマイナーなのですが、本作の執筆中には「ひとつの唄」も聴いていました。MH4のエンディングテーマですね。
本作は映画のゲド戦記から構想を持ってきているのですが、その作品に出てくる竜の、その吐息(炎)が強く印象に残っていました。静かで焚火のようだけれど、理から外れたモノさえも燃やし尽くすような。舞い散る火花もとても美しくて。故にテルーは、あの竜たちに特別な想いを抱いていました。

ふとした思い付きから、ふわふわした手綱を握り続けて書き終えたような感覚のある本作ですが、それでも何か伝わるものがあったとすれば、とても嬉しく思います。
本作の舞台であるMH4Gであればこそ、そんな幻想だって許されるかもしれない、なんて願い事です。生きながら、あの龍にここまで引き寄せられた二人なら、本来は手に届かない因果というものを手繰り寄せる未来もあるのではないでしょうか。
色んなことを忘れてしまっているかもしれないけれど、たぶん彼または彼女は、知らず知らず何かを探して空を駆けている……はずです。

よく言われる話ですが、呪いという言葉は部首を変えてやるだけで祝いという言葉に変じます。
あるいはそれは、かの龍にとってすれば祝福にも近いのかもしれません。そこから彼らの子どもが生まれたりするので……受け取り手の生き物がそれによってどうなるかは関係なく。
少なくともアルハは、仕方がないなと苦笑いしながら、背負っているみたいです。

とても胸が暖かくなりました。すぐに返信することができず、申し訳ないです。
本作を手に取ってくださったこと、そして、感想というかたちで想いを残してくださり、本当にありがとうございました。

おからビスケット  [01/07 01:21]
本当に、本当に綺麗な物語でした。
切ないなぁ...。

【返信】Senritsu [01/09 16:49]
読了をありがとうございました。
改めて振り返ると本当によく書けたもので、こういった物語がまた書けたらいいなと思います。そんな指標になってくれた作品です。


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