作者:ルシエド
大赦のやっていることは悪辣だ、と少年は思っていた。
彼女らは大赦が捧げてる生贄だ、と少年は思っていた。
間違っていなければ、世界の存続のためならば、なんだってしていい……んなわけねえだろ! と、少年は思っていた。
犠牲になる個人の方はいつだって辛いんだ、と少年は思っていた。
誰も犠牲にならないのが一番だろ、と少年は思っていた。
最大の問題点は―――そう思っている少年が大赦の人間で、大赦の方針の一切に反対も反抗もしていないことだった。
~目次~
[1]次 最初 最後
光輝再臨の章
◇第一殺一章:毒の針
◇第一殺二章:炎の巨人
◇第一殺三章:ウルトラマンの重圧
◇第二殺一章:部長の妹
◇第二殺二章:胡蝶の夢
◇第二殺三章:樹の宝物
◇第三殺一章:恐怖の円盤生物
◇第三殺二章:誓いのコンビネーション
◇第四殺一章:バラージの青い石
◇第四殺二章:輝きの始点
◇第四殺三章:先輩風の吹かし方
◇第五殺一章:君の生き方
◇第五殺二章:あんたの友達
◇第五殺三章:情熱の赤
◇第六殺一章:勇気の友奈
◇第六殺二章:過労死の導火線
◇第六殺三章:信頼の証明
◇第七殺一章:ニセモノのブルース
◇第七殺二章:虚偽の報い
◇第七殺三章:僕の名前
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