作者:まなぶおじさん
転勤族の少年は、友情が深まることを恐れ、放課後の散歩を日課とするようになっていた。
そうして転勤先の町中を歩いてみれば、色あせたアミューズメント施設――ボコミュージアムが目に入った。
ケンカっ早いくせに、応援されても負けてしまうボコを見て、少年は思わず呟く。
「こ、これでいいの? ボコは」
「それがボコだから!」
隣に座っていた女の子は、実に嬉しそうな顔で、こぶしまで作ってみせて、前のめりでそう答えてみせた。
――これは、ボコから始まる恋物語。
~目次~
◇十二歳の少年は、天才少女と出会った
◇十二歳の少年は、十三歳の天才少女と対話する
◇十二歳の少年は、十三歳の天才少女の前で決意する
◇十二歳の少年は、十三歳の天才少女の騎士になる
◇十二歳の少年と十三歳の天才少女に、嵐がやってくる
◇十三歳の天才少女は、普通の恋をした
◇十二歳の少年に、宿命が訪れる
◇少年少女は、誓いあう
◇それが、ボコだから
誕生日企画
◇エンディング
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