作者：星の空
1人の出来損ないな中学生が亡くなった。
原因は色々ある。
周りからの罵倒によるストレス。
初恋の人である幼馴染の死によるショック。
幼馴染を殺った連中に擦り付けられた罪。
懺悔による飲まず食わず。
寝る間のない延々と続いた重労働などだ。
死に際に諦念すれど意思はあった。そこに、似て非なる境遇を持つ男から声がかかった。
それは、男の余興に丁度いいという訳からだ。もう一度だけ幼馴染に会えるというチャンス故に頷き、その中学生は転生をした。
これは、1度諦めかけた願いを叶えるために立ち上がった1人の少年の第2の生を謳歌する物語だ。
～目次～
◇プロローグ
◇第1話 あれから5年
◇第2話 魔術師と魔術回路
◇第3話 入園式と投影魔術
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