ハーメルン
クラネルさんちの今日のご飯
作者:イベリ

今日も、疲れた。

艱難辛苦が勢揃いのダンジョンからの帰還。

くぅっ、と空腹を訴えるお腹。

思い浮かべるのは、白い君の顔。

あぁ…お腹減ったなぁ…

家に帰れば、君が待ってる。だから、私は強くなれるし、頑張れる。

扉を開ければ、パタパタとスリッパを鳴らしながら、君がこう言うのだ。

「おかえり!お腹減ったでしょ?」

そんな日常が、愛おしいから。私はいつもの様に、こう返す。

「ただいま。うん、ペコペコかな。」

君が作った美味しそうな料理達。それを小さなテーブルを2人で囲み、口いっぱいに頬張る。

それが、何よりも幸せ。

自分の拙い言葉をゆっくりと聞き、理解して、感想を言ってくれる。彼も、今日何があったのかを教えてくれて、2人して笑い合う。





私に英雄は現れなかったけど







それ以上に大切な人が、目の前にいる。


~目次~

◇「いただきます」と「ごちそうさま」を君と
◇お昼はふわふわデミオムライス
◇【番外】~憂鬱はマシマシJIROUで吹っ飛ばせ!~
◇夏には海辺でご飯でも
お菓子はいいからイタズラさせろ(trick yet treat)
◇今日は楽しいひな祭り

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