ハーメルン
鉄血のオルフェンズ 二度と咲かない鉄の華
作者:抹茶ほうじ

「マクギリス・ファリド、お前の死はこれからの歴史において大きな意味を持つだろう。力に固執した人間の愚かな末路として」

 後に『マクギリス・ファリド事件』と呼ばれる事件は首魁マクギリスの死によって決着を見た。
 残るは火星に逃亡せしめた武装集団、逆賊マクギリスに与して世間を騒がせた悪魔の組織『鉄華団』の始末。
 アリアンロッド艦隊にとっては掃討戦、既に勝負を決した後の瑣末事に過ぎない。

 しかし。
 『彼ら』にとっては未だ己が先行きを左右する重要事であった。

~目次~

[1]次 最初 最後
◇三度目は無い、彼はそう思ったのだ
◇確かに道は違えていた
◇そういえば、と男は思い出す
◇ちょび髭問答(前)
◇ちょび髭問答(中)
◇ちょび髭問答(後)
◇王手を打つ者、留める者
◇獣には炎、我が手には鳴らす鐘
◇鉄の箱で彼はひとり
◇鉄の華は散らず、されど(前)
◇鉄の華は散らず、されど(中)
◇鉄の華は散らず、されど(後)
◇銃弾は日常に消えて
◇情によって滅ぶ(1)
◇過去は這いずり足首を掴む(前)
◇過去は這いずり足首を掴む(後)
◇情によって滅ぶ(2)
◇歪んだ波紋は弱者を飲み込み
◇赤き道は仇に至り(1)
◇赤き道は仇に至り(2)

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