作者:通りすがりの魔術師
入学式当日、交通事故に遭った比企谷八幡。同級生達が親睦を深め、仲睦まじく過ごしているだろう期間、入院生活を強いられた彼は春の大型連休明けに退院を果たす。そのお祝いと出遅れた学校生活を気遣った母からある一通の手紙を受け取る。その手紙は八幡に部活に入り交友関係を広げるようにという、万年ぼっちの比企谷八幡にとっては酷なものであった。しかし、勧められた部活が今のところ入部希望者が減少しているという旨を聞いた八幡は自分だけのスペースが持てるからと治りきっていない脚で母の助言に従って「古典部」の部室へと赴く。そこで彼が出会った者とは──────
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と『古典部シリーズ(氷菓)』とのクロス小説。舞台は八幡の総武高校。古典部に入った比企谷八幡とその先々で出会う人々達との物語。
~目次~
◇ひとまず比企谷八幡はその脚を進める。
◇千反田えるは瞳を輝かせる。
◇平塚静からの招集
◇ようこそ、奉仕部へ
◇相変わらず、比企谷八幡は振り回されている。
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