ハーメルン
賢者の幻想~不安が魔法を喚ぶ世界。僕は君と光を探す。のめり込むように。
作者:真坂ゆう

災害によって自由が奪われた地、レングランド。
レングランドには災害がある。
イマジナリーによる災害。
つまり空想。
空想による災害はその世界では1つ。
魔喰いによる不安の現実化。

魔喰いは人間の思考の1区間に位置する不安を現実化する災いの1つで、その元の体現技術を魔法と呼んでいたが、その世界の魔法の大半は既に魔喰いの影響でコントロール不可能な暴れ馬のような代物と成り果てていた。
そんな本来人の夢を叶える筈だった魔法さえ喰う不安。

魔喰いという災いで、レングランドは大混乱に見舞われていた。
そんな不安現実化現象、略して魔喰いは一人の特異なる幼子から始まったという噂があった。

ライノーツ王国第六王女、マクイ・ルカナビア。
そのものの名もマクイと呼んだ。
マクイなるものが災い魔喰いの元凶であると噂がたつ。

マクイは世の中を混乱させた大罪人として生まれてすぐにベビーベッドから檻つきの納屋に移され、五才に牢獄、9才に逃げ出し、消息が途絶えて10年が過ぎた。

平和な10年はあっという間に過ぎた。
そして10年後、再び魔喰いによる混乱がこの地、レングランドを襲っていた。

嗤う月、夢の中の魔物、異国のゾンビ兵、離れ島の洞窟から沸く邪気と呪いの噂、王族の心の病。

陰謀と謎が渦巻く世界で、月を見たなら、その月はやはり人々をみて、笑っている。人を食ったように笑っているのだ。
~目次~

[1]次 最初 最後
◇公開処刑と嗤う月
◇島流しの島の名はルシル
◇目的を疎明する夜
◇怪力の片鱗
◇提案
◇馬鹿な二人
◇空中の死闘
◇ハイレ港近辺
◇孤独の迷路
◇ルシル島で
◇陽だまりの終焉
◇光を求めて
◇人間計算機
◇気まぐれな闘技場
◇気まぐれな闘技場2
◇気まぐれな闘技場3
◇10年ぶりの邂逅
◇死角の世界
◇死角の世界Ⅱ
◇ある男の回想Ⅰ

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