ハーメルン
ガンダムビルドダイバーズ・スピリッツインテンション
作者:さくらおにぎり

『ELダイバー動乱』

『ファーストELダイバー・サラ』を名乗る電子生命体ELダイバーによる、GBNの運営権のハッキング事件の総称。
 サラ某は『ルビスシステム』と名付けられたコンピュータウイルスをネットワーク上に拡散、増殖させることで、非常に強固なプロテクトを備えるGBN運営をいとも簡単に乗っ取った。
 しかしその24時間後に、有志のフォースによって電撃的にサラ某を打倒、その直後に月周辺のルビスシステムの暴走が発生、これを前に一千万人以上ものプレイヤーが立ち上がり、GBNは崩壊を免れた。
 有志のフォースから事情を聴取した運営は、プレイヤーの意見をよく聞いては汲み取り、三日間のメンテナンスの後にGBNは一新された。

 これが、約一年前に起きた事件の一連であった。

 そして今現在、運営は頻繁にメンテナンスやアップデートによるデータの更新を繰り返し、ELダイバーの過剰な誕生を抑止していた。
 結果、ELダイバーの誕生数は減少したものの、同時にその存在を運営が事細かく保護、管理下に置くことで、第二第三の動乱事件を未然に防止していた。
 その一方で、動乱の一件から運営の中でもELダイバーの存在を危険視する者が現れ、ELダイバーの保護を優先する穏健派と、ELダイバーの排除を推し進める強硬派と二分することになる。
 さらに、ELダイバーの排除を積極的に行う過激派のプレイヤーが現れ始め、その中にはELダイバーの排除を名目に悪質な行為に走る者も少なく無く、今やGBNの治安は悪化の一途を辿っていた。

 しかし、そんな時代の渦中であっても関係なく、マイペースにプレイするダイバー達もまた存在するのだった。

 これは、己の正義と信念を貫く、"意思"の物語ーーーーー。

 ※この小説は『ガンダムビルドダイバーズ・スピリッツ』の続編です。
 同様にpixivにも投稿しておりますが、ハーメルンではやっぱり挿絵が投稿出来ないので、こちらでは挿絵無しです。
 挿絵アリが読みたい方はpixivの方へどうぞ。
~目次~

[1]次 最初 最後
◇1話 迅雷の如く
◇2話 偶然と必然と
◇3話 連撃のオデッサ作戦
◇4話 ガイドポストは紅く染まる
◇5話 錆び付いた刃
◇6話 Wild wing girl
◇7話 己の正義を貫いて
◇8話 迷い解き放つ時
◇9話 七星エクリプス
◇10話 デートコースはありふれた街の中で
◇11話 初陣!フォース・リヴェルタ
◇12話 Cold moon
◇13話 傷痕
◇14話 大地は雨に打たれて
◇15話 鴉野神社へようこそ
◇16話 撃進のアドラステア
◇17話 彼女の見た世界
◇18話 悪意の矛先
◇19話 百花繚乱!乙女達の戦い
◇20話 それぞれの時間

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