作者：シデ・ハメーテ・ベネンヘーリ
世界で一番有名であろう、自分のことを騎士だと思いこんでいるただの一般精神異常者（50歳）ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ（本名アロンソ・キハーノ）は最後の最後で自身が狂っている間片時も離れず行動した元農夫の従者であるサンチョ・パンサに看取られながら、死ぬ間際に正気に戻って謝意を述べる。
だが、そんな彼にサンチョが言った言葉は恨み節でもなんでもなく「あなたは最高の騎士だった。だからもう一度再び騎士の旅をしよう」という感謝の言葉であった。
それを聞き、アロンソは再びドン・キホーテになることを決意する。
そして彼が転生した先はなんとFate世界の百年戦争末期のフランスであった！
騎士の時代の末期。
ドン・キホーテはやはり前世と同じく自身を騎士と思い込んで天真爛漫に世の中をこねくり回していく。
だが、それは本来綴るはずだった歴史を大きく番狂わせするものであった。
50歳定年超妄想ジジイが転生して百年戦争を生き抜く小説です。百年戦争後はどうするか未定ですが、ひとまず頑張って書いていきたいと思います。感想評価などなど、是非お願いします！
2020/11/16、日間ランキング4位
～目次～
百年戦争編
◇プロローグ
◇誓い
◇拝謁
◇武具調達
◇青髭
◇決闘
◇悪夢
◇憂い顔の騎士
◇立ち直り
◇シャルルの決心
◇パリ攻防戦
◇La Pucelle , Chevalier du héros
第一次聖杯戦争編
◇Fate/Grand Zero
◇第一次聖杯戦争
◇キハノ、遭遇する
◇夜の森の逃避行、そして―――
◇湖の女騎士現る
◇キハノは夢を見る
◇初対面の友人
◇魔術王との邂逅、そして
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