作者:水郷アコホ
主な登場人物は以下の通り。
ソロモン
ザガン
ハルファス
ウァサゴ
グレモリー
ハーゲンティ
エリゴス
サルガタナス
バルバトス
ガブリエル
王都の依頼で、男子禁制の地「アブラクサス」へ赴く事となったソロモン達。
かつては栄華を誇った都市だが、現在は廃墟となって久しいアブラクサス。その訳ありの女の園を統べる「シュラー」という人物を調査する事が主な任務。
しかし、何故か単独でソロモンに同行するというガブリエルはいつも以上に余所余所しい。
そして王都と共に依頼者として名を連ねるグレモリーも、何かを隠している様子で多くを語らない。
煮え切らないものを抱えながら、アブラクサスへ旅立つソロモン一行だった。
Ifのイベントクエストを描いていく形のお話です。
そのため、原作のイベントクエストに近い文章、あるいは話の運び方をある程度意識して執筆しています。
また、その関係上、オリジナルのキャラ、土地、設定が登場します。
今回、下地にしている別作品群がありますが、知らなくても全く問題ないように作っているつもりですので、気にせず読み進めて下さい。
※作者の知識について
現在、メインクエスト第7章の開始前で滞っています。
最新のメインの内容や多数のキャラストーリーについては未確認なので、一部原作の設定とは食い違う表現があるかもしれません。
予めご了承ください。
※※※※※注意※※※※※
・原作で未発表のキャラ設定について大々的な補完を試みている話
・オリキャラがモブ以上の役割を与えられている話
以上の話が苦手な方へ、そういった内容の話である事を予めお知らせ致します。
一部の原作キャラについて、独自に出自を考え、いわば捏造しています。
更に、その出自やオリキャラが話の本筋に関わってきます。
要するに、原作イベントクエストと同等のキャラの掘り下げを、ほぼ筆者の解釈のみで描いています。
例えるなら、「ブネがメギドの記憶に目覚めてからハルマに会いに行くまでのあいだに、このお話のオリジナルボスキャラとどこかで会った事があり、その時にお互いに影響を受けあっていた」という独自設定が入り、ブネがそのボスキャラとの事について心情を交えて語る場面が入るような具合です。
あくまでも、原作の雰囲気を壊さず、キャラの特色が引き立つよう、誠心誠意もってオリジナル要素を考えているつもりではありますが、上記の点を予めご了承の上、お手に取られるかどうか判断いただく事をお勧め致します。
~目次~
[1]次 最初 最後
◇プロローグ
◇1-1前半「連名依頼」
◇1-1後半「仔牛たちの馬車道」
◇1-2前半「数え錯綜年月日」
◇1-2後半「マグナ進行形タウルス・カリュビス」
◇1-3前半「戦略的追放」
◇1-3後半「プアシェアロンダー星群連邦評議体」
◇2-1前半「わたし仮初一ツ星」
◇2-1後半「虚都アブラクサス」
◇2-2前半「ダレカ劇場~深紺型豊導体シーウィード~」
◇2-2後半「腐惑の森」
◇2-3前半「踊る面影 我が影知るや」
◇2-3後半「Summon! 春夏秋冬夢現光年紀」
◇EX「捏造キャラストーリー:ザガン編 第1話」
◇EX「捏造キャラストーリー:ザガン編 第2話」
◇EX「捏造キャラストーリー:ザガン編 第3話」
◇EX「捏造キャラストーリー:ザガン編 第4話」
◇3-1前半「ミタマ ナカニ カラ ダダケ」
◇3-1後半「伝聞形・伝心系・伝断絶刑」
◇3-2前半「ダレカ劇場~天上桟敷に不明の願い~」
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