人類は2050年に突如ロシアのタイミル半島に出現した、木のようなエメラルドグリーンの結晶体から生み出される生命体によって絶滅の危機が迫っていた。人類は結晶体を「Details unknown High energy crystai(詳細不明高エネルギー結晶体」通称「ダウンクリスタル」と呼んでおり、そこから生み出される生命体を「Unidentified life forms that are hostile to human kind(人類に敵対する生命体群)通称「ウルド(Urd)」と呼称している。 ダウンクリスタルより出現したウルドの侵攻によってロシアは三つに分断されたことを皮切りに、カナダ・オーストラリア・アフリカのポツワナにも出現したダウンクリスタルとウルドによって人類の生存圏は確実に減少していた。しかし人類もただ生存圏を失ったわけではなかった、人類は戦術機動人型兵器と呼ばれる有人兵器を用いて抵抗していた。 本作はウルドの侵攻を戦術機動人型兵器を用いて停滞させることに成功させている2070年から開始される。