作者：鳩胸ぽっぽ助
中高一貫の産屋敷学園へ編入した我妻善逸は、幼少から続けていた剣道を辞め、普通の高校生活を楽しもうとしていた。入学祝いに買ってもらったエレキギターと共に、理想の高校生活を夢見るが、なかなか思い通りにはいかなかった。
そんな中、ギターの練習中に落雷のせいで感電してしまい、どういうわけか髪は金髪に。そして前世の記憶を思い出す。
恋に、バイトに、稽古に、バンドに、学校生活に忙しい裏で彼が密かに行っているのは、かつての仲間との鬼退治。この令和の時代にも鬼がいたのだ。
そして徐々に善逸の身の回りで不可思議な事が起こり始める。
「この街には俺じゃない俺がいる」
その謎を追う善逸をはじめとする現代の鬼殺隊は、その正体にたどり着けるのか。
【注意】
・令和に生きる我妻善逸の高校生活を書いています。恋愛や将来の事、過去の事、いろいろ悩む１０代の青春オリジナルストーリーです。
・原作の最終決戦の結果が違う世界線の話です。
・現代の鬼殺隊なので、大正の頃とは制度が違っています。
・脇役を含め、出来るだけ原作に登場している人物等が出てきますが、一部架空の登場人物もいます。
・原作上の登場人物は、出来るだけ原作の人柄を生かして描いていますが、舞台が現代なので、原作とは多少性格の相違、髪型の相違、関係性の相違などがあります。
・壱ノ章は学園生活中心、弐ノ章からは徐々に鬼殺が入ってきます。
～目次～
[1]次 最初 最後
壱ノ章 今昔之感
◇１．理想と現実
◇２．相合傘
◇３．似たものどうし
◇４．めぐり逢ひ
◇５．くわばら くわばら
◇６．派手な男
◇７．夏の思い出
◇８．後味
◇９．アンパンマン
◇１０．善は急ぐ
◇１１．素直になれなくて
◇１２．新学期
◇１３．誕生日
◇１４．体育大会
◇１５．やきもち
◇１６．懊悩巡る恋
◇１７．うるさい男
◇１８．学園祭準備
◇１９．リハーサル
◇２０．学園祭当日
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