作者：赤穂あに
赤井秀一に成り代わった凡夫のお話。
普通で普通な一人の男は、ある日自分が赤井秀一であることに気がついた。彼は物語を知っていて、やるべきことを知っていた。成す方法は解らずとも、自身の責務を負って生きた。
そして、それは果たされた。だからもう、いいだろう。俺はもう、役目を果たしたのだ。
あとは、もう。
※pixivからの転載
～目次～
[1]次 最初 最後
◇降谷零の知る赤井秀一
◇ジェイムズ・ブラックが重宝した部下
◇メアリー・世良の愛する息子
◇世良真純が尊敬する兄
◇羽田秀吉が敬愛する兄
◇宮野志保は姉の恋人を知らない
◇工藤新一は共犯者を知らない
◇ジョディ・スターリングが信頼する同僚
◇アンドレ・キャメルが見つけた彼
◇風見裕也は興味がない
◇憎たらしいほどの青空の果てに
◇過ちは還らず
◇知っていた
◇贖い
◇はじめましての挨拶を
◇吹けば飛ぶような軽さで
◇新たな門出
◇喜びという名の傲慢
◇愛する人のために
◇ポアロにて
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