作者:SS_TAKERU
私は東雲麟矢。
料理が得意でアニメや漫画、特撮が大好きなインドア系男子だった私は、大学卒業直後不慮の事故に遭い、その生涯を終えたのですが…
「は? 間違いでした…とは?」
私の死は、死神の凡ミスによる予定外のものである事が判明したことで、私は前世の記憶と知識を持ったまま明治時代に転生することになりました。
前世である令和のように刺激が溢れている訳ではありませんが、両親は美男美女だし、貿易商を営んでいる実家は相応に裕福で、生活に関する不安は無し。
前世の知識を活かして、実家を更に裕福にしていたのですが…
「実はお前には許婚がいるんだ」
15歳の誕生日を迎えてすぐに明らかとなった許婚の存在が、私の運命を変えました。
父から差し出された写真に写っていた和服姿の美少女は…産屋敷耀哉さんの長女であるひなきちゃん!
ということは…この世界は『鬼滅の刃』の世界!?
内心驚いている私に、様々な秘密を明かしていく父。
父と産屋敷耀哉さんは年の離れた友人で、お互いの子どもを結婚させようと約束していた!?
東雲家は20年近く前から鬼殺隊に様々な支援をしていた!?
しかも今度の週末、ひなきちゃんとの見合いの席がセッティングされている!?
次々と明らかになる情報に、脳がパンクしそうになる中、思い出したのは鬼滅の刃の展開と、産屋敷耀哉さん達の最後。
今は原作開始2年前。今から動けば、未来を変えられるかもしれない!
この物語は、主人公が年の離れた許嫁の運命を変える為、そして柱をはじめとする鬼殺隊士の運命を変える為に奮闘する物語である。
旧タイトル『鬼殺隊外部監査役・東雲麟矢』※指摘を受けた為、外部を削りました。
~目次~
[1]次 最初 最後
第壱部 原作開始前
◇零之巻 -ある一般隊士の話-
◇壱之巻 -東雲家の麒麟児-
◇弐之巻 -お見合い当日-
◇参之巻 -東雲麟矢の鬼殺隊改革その1-
◇肆之巻 -東雲麟矢の鬼殺隊改革その2-
◇伍之巻 -東雲麟矢の鬼殺隊改革その3-
◇陸之巻 -東雲麟矢の鬼殺隊改革その4-
◇漆之巻 -麟矢、最終選別へ(起)-
◇捌之巻 -麟矢、最終選別へ(承)-
◇玖之巻 -麟矢、最終選別へ(転)-
◇拾之巻 -麟矢、最終選別へ(結)-
◇拾壱之巻 -最終選別本番‐
第弐部 原作開始後
◇拾弐之巻 -変わった事、変わらなかった事‐
◇拾参之巻 -お詫びと誤解と新生活‐
◇拾肆之巻 -狭霧山での出会い-
◇拾伍之巻 -麟矢、初陣-
◇拾陸之巻 -再会+謝罪=和解の時-
◇拾漆之巻 -提示された条件-
◇拾捌之巻 -監査役を目指して-
◇拾玖之巻 -麟矢、監査役就任-
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