作者:水葬楽
文明は開花した明治の代といっても、それは都会の話だ。
山岳に隔離された農村において、もっとも人々の不安を解消し未来へ希望を繋げてくれるのは祈祷であり、呪いである。縋る対象は土着の神様であった。
岡山県苫田郡にかつて存在した、地図にも載らないような小さな集落。
そこに生まれたチサは土着の神様〝トウビョウ様〟の使いである。
ある過ちを犯し、トウビョウ様に祟り殺された彼女は、何の由縁か異世界に転生した。
これはトウビョウ様の思し召しか奇蹟か。
生まれ変わった異世界で、彼女は翻弄される。
■
※『無職転生 - 異世界行ったら本気だす -』の二次創作小説。公式とは一切無関係です。
※身体障がい者に対する差別用語が頻出します。当作品に差別を肯定・助長する意図はありません。
~目次~
小さきものはみなうつくし
◇一 転生
◇二 家族の名前
◇三 ロキシーと散歩
◇四 緑髪の女の子(前)
◇五 緑髪の女の子(後)
◇六 子供の世界
◇七 お妾騒動
◇八 そこにいる
◇九 柩は正午に燃やされた
◇十 収穫祭
◇十一 見えぬ因果
◇十二 累卵(前)
◇十三 累卵(後)
◇十四 皓齒にほゝづき
◇ 閑話 ルーデウスのパーフェクトかいぼう教室
◇十五 妹たち
◇十六 吉兆の錦雲
◇十七 また明日
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