ハーメルン
【本編完結】ロックバンドにハマったという一人暮らしの息子を訪ねたら「おしゃけしゅきぃ~っ」と寝言を呟く酒カス美女とベッドで眠っていた。
作者:
SUN'S
息子を訪ねて、上京しました。
なぜか息子のベッドで酒カス美女が寝ていました。これは、どうすればいいのでしょうか。まさか、この美女が私の未来の義理の娘に!?
ちなみにお酒は止められないそうです。
廣井きくり(優良物件の彼氏持ち)
伊地知星歌(奥手すぎて出遅れた敗北者)
PAさん(わりとマジな捕食者である)
~目次~
[1]次
最初
最後
はじまり
◇息子の彼女を名乗る酒カスは「お酒とみっくんが好きでぇーす!」と酔いながら高らかに言う。でも、お母さんはアルコールで倒れてしまわないかすごく心配です。
◇また息子の部屋を訪れたら「……ども」と短く言う金髪美女がいた。もしかしたら私の息子はプレイボーイなのかもしれない
◇こっそりと息子の部屋に行ったら「こんばんは、どなたですか?」と怪しげな美女がいた。これ、お母さんはどうしたらいいの?
◇ようやく会えた息子は「うおおぉぉぉっ!!ぼっちちゃん、うおおぉぉぉっ!!」と叫んでいた。そう、あれはまるでクマ吉のようだった
ミツルときくり
◇ある日、俺はアルバイトの帰りに裏路地で「ウォロロロロロッ!」とカイドウさんみたいに虹を吐く廣井きくりという酒カス女と出会った
◇どうやら俺のバイトする居酒屋には「うえぇぇんっ、おうち追い出されちゃったあぁぁ」と泣き叫ぶ酒カス妖怪が出るらしい
◇俺の部屋に気づいたら「みっくんがすき」と酒カス美女が居座っていた。まあ、こういうのもいいかもしれない
STARRY
◇俺の幸せはきくりさんの笑顔なのである。そう言うときくりさんは「えへっえへっ、ありがと」と嬉しそうに笑う
◇今日もSTARRYでアルバイトをやっていると「……ご飯を…」という声が聴こえてきた。これが山田リョウというただ飯食らいの少女との出会いである
◇どこか微酔い気分なきくりさんは「あ、そういや結婚したよ、私」と言った。そして、新宿FOLTに絶叫と恐怖の悲鳴が飛び交う
◇今日もクールな伊地知店長は「…はやく結婚したい」と彼を見て密かに呟いた。しかし、その事実をミツルはまったく知らない
◇意外とグルメな山田リョウは「私のハート(胃袋)を掴まえた人」と言って伊地知星歌を戦慄させる。しかし、伊地知星歌は奥手なので割り込めない
◇必死に奥手すぎる姉を応援する伊地知虹夏は「そこだよ!なんで攻めないの!?」と密かに伊地知星歌の恋路を楽しんでいる。尚、すでに彼は結婚しているのを彼女たちは知らない
◇自分の好きな男が酒臭い後輩の旦那だったことを知ったせいで「うぅ、ちくしょお…」と呟きながら伊地知星歌は泣いた。しかし、羽佐間きくりは全く気付いていない
◇どこまでも臆病でか弱いきくりさんは「私のこと好きだよね?」と不安げに呟いた。そんな彼女にミツルは優しげに笑いかける
◇未だに失恋のショックで落ち込む伊地知店長を差し置いて「私も羽佐間くんは気に入ってますから」とPAさんは電撃参戦する。その行動に伊地知虹夏は驚きを隠せない
◇いつものごとく山田リョウは「お兄さん、ご飯ちょうだい」とやって来る。もはや羽佐間ミツルもそれになれたものである
◇やらかし天才ベーシスト山田リョウは「虹夏、それはやめよう!」と必死に親友を止める。しかし、伊地知虹夏はぽむっとしてしまった
◇今どきJK喜多ちゃんは「わたし、先輩の赤ちゃんになりたい」と真顔で言った。尚、それに山田リョウは首を横に振って拒否した
◇ロックについて何も知らない喜多ちゃんはそれでも「私はギターを弾けます!歌もできます!」とにこやかに言った。しかし、それは彼女のウソである
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