作者:富士富士山
俺たちを太陽が照らすことはない。見えるのは朧に揺れる月の光のみ。北から闇夜を突き進み、狙うは盛者の失墜ただひとつ。その道が茨であることは百も承知。胸に復讐の焔はたぎれども、常に思考は冷徹を肝に銘じる。私怨に狂えば、この紫煙の如く消え去ることを知るから。今日も俺たちは黒衣をまとって商い、業火の一本道をひた走る。闇に蠢くこの取引が、必ず聖地へと導くことを信じて……。
~目次~
[1]次 最初 最後
序章 はじまり ~北の海~
◇第1話 出航
◇第2話 フレバンスで蠢くもの
◇第3話 船上の戦い
◇閑話 ネルソン商会事業計画書 Vol.1
第1章 フレバンス ~北の海~
◇第4話 想い
◇第5話 ヤマ
◇第6話 珀鉛
◇第7話 陽動
◇第8話 勝負どころ
◇第9話 備えあれば憂いなし
◇閑話 ネルソン商会事業計画書 Vol.2
第2章 クーペンハーゲル ~北の海~
◇第10話 歓喜の調べ
◇第11話 仕事
◇第12話 世界をとる
第3章 サイレントフォレスト ~偉大なる航路~
◇第13話 再会、そして始動
◇第14話 蠢き、そして奥底に熱気を孕んだ静寂
◇第15話 楽園へようこそ
◇第16話 構図
◇第17話 三つ巴
◇第18話 武装色の王気
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