作者：超人類DX
少年は現れた成り代わりによって本来のレールから外れ、存在価値を見出だせなかった。
けれどそんな彼を拾ったのは只の人外の少女だった。
『キミにその気があるのであるのなら、彼に負けない――いや本来のキミすら凌駕する存在にしてあげよう。
ただし、かなりのスパルタ式だがな』
最後にもう一度だけ他人を信じた少年はその言葉を受けて彼女に弟子入りし、奪われた全ての代わり以上に目覚めた。
そしてかけがえのない友と肉親以上に強い絆を手にして地の底から這い上がった。
『そんな訳で今日から俺が、貴様等の生徒会長だ』
彼の名は兵藤一誠――王道も卑怯も肯定する主人公である。
～目次～
[1]次 最初 最後
戦闘校舎にならないフェニックスと生徒会長・イッセー
◇独白と悪魔のお友達
◇生徒会長だったりするイッセー
◇後輩に慕われる生徒会長とその頃のフェニックス家
◇苦労人なライザーくんと祐斗きゅん
這い上がるのだ、男の子達！
◇閑話・休日の生徒会長と鳥さんと猫さん
◇始動の前触れ
◇生徒会長と疎外感転生悪魔きゅん達
◇メンタル回復施設・生徒会室のイッセーくん
◇匙きゅん……失恋を糧に這い上がろうとするの巻
◇閑話・木場きゅんのお悩みと行動
過去への決着
◇覚悟の男の子達
◇初恋と失恋と……過負荷
◇人外の師匠
◇ゼノヴィアさんの心労
◇意図しないからこそのラッキースケベ
◇イレギュラーにはイレギュラーを
◇其々の思惑
◇もっと這い上がれ、木場きゅん！
◇それは唐突に
◇開戦
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