第013話:蒼き少女の想い 白い少年の評価
「…まずはアイツの実力を俺が直接計る。試合が普通に行われていればその手間も省けたんだがな…」
セシリア
「…すみません…」
太一
「別にお前を責めてる訳じゃ無い。それに…アイツの機体に関して少し気になる事があるしな…」
マドカ&セシリア&千冬
「気になる事?」
太一
「…束からの情報にあったんだが…アイツの機体…【零落白夜】が使えるらしい…」
マドカ&セシリア
「!?」
千冬
「【零落白夜】か…」
太一の口にした【零落白夜】と言う言葉に二人は反応した
千冬は太一が何を言わんとしているのかが分かった
太一
「同じ能力を使っていた織斑先生なら分かると思うが…詳細を見る限りあれはかなり危険の能力だ…アイツがその危険性に気付いているのかも確認する必要がある………とは言っても、多分と言うか絶対気づいてないだろうな…」
マドカ&セシリア
「………」
千冬
「…そうですね…」
今迄の一夏の評価から、太一は【零落白夜】を一夏が使いこなせるとは思っていなかった
千冬もそれに同意していた
太一
「まあ、後は明日の束の説明の後だな………そう言えば織斑先生…クラス代表はどうなるんだ?」
千冬
「明日、束の説明が終わった後HRで決めるつもり…です。」
セシリア
「織斑先生…わたくしは辞退します。…あの様な事をしてしまいましたから…」
千冬
「…分かった。なら一夏で決定だな。」
マドカ
「やはりそうなるか…太一兄さんじゃ強すぎて無理だからだろ?」
千冬
「…ああ…ココに来る前にクラス代表の事で少し話したんだが…他のクラスから八神さんは代表にしないでくれと頼まれた…」
太一
「そうか…まあ、俺もやるつもりは無いから丁度いい………それから織斑先生…俺に対して敬語とさん付けはやめろ。」
千冬
「い、いやしかし…そちらの方が年上だし…」
太一
「ココでの俺は15の子供だ。山田先生ならともかく、アンタが敬語で話すと周りから色々言われるし、俺の正体もバレるかもしれん。」
千冬
「…分かりまし…いや、分かった!」
太一
「それでいい!」
その後は太一達は軽く話をした後、マドカと千冬は部屋から出て行き、この日を終えた
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