ハーメルン
MrサタンZ 真の英雄
天下一大武道大会に向けて、動き出す者達

「で当日のことなんですが。」
「ん」
サタンとカーシが綿密に計画をたてていた。
「わしの四人の弟子を配置していた所に乱入したとてつもなく強い奴らがいまして、今回はそいつらをカーシさんに退治してほしいんですが。カーシさんは1人しかいないどうすればいいんだ。」
ここに来て計画は頓挫しそうになっていた。
しかし
「大丈夫だサタン、俺に策がある。任せとけ。」
カーシは自信ありげに胸をはり、拳で胸を叩いた。
「カーシさんがそこまで自信があるならお任せします。
ついでといっちゃ何ですけど挑戦者達も退けてくれたら嬉しいんですが。」
「いいぞ、ただ悟空はかなりきつそうだけどな」
サタンの無茶な要求にもカーシは笑って了解していた。
「パパ」
サタンとカーシが密談している場にビーデルが入ってきた。
「どうしたんだビーデル?」
「ねえパパ、私も天下一大武道大会に出ちゃだめ。」
まさかのビーデルの発言に絶句するサタン、そして瞬時に却下した。
普段であればどんなに無茶な要求にもできるだけ答えていたサタンだが、これだけは認めることはできなかった。
「え、どうして?」
まさか拒否されるとは思っていなかったビーデルは目を潤ませながら、サタンに詰め寄る。
(ああビーデル可愛すぎるしかし、この戦いは危険すぎる認めるわけには)
サタンが思案にくれていると、隣からビーデルに助け舟を出す者が。
「いいんじゃないかサタン、ビーデルには俺がついてるぞ。」
「え、でもカーシさんにはあの作戦が。」
「全て俺に任せておけ。」
かなり自信に溢れたカーシに少し不安を感じながらも認めることにしたサタンであった。
「ありがとう。カーシさん。」
「うん、だが俺から絶対に離れるなよ。」
「うん。」
ていうわけでビーデルも天下一大武道大会に参加することになった。

おまけ
「ヤムチャ様修行はしなくていいんですか。」
「悟空達が出ないんだ、修行しなくても俺が楽に優勝するからいいんだよ。」
悟空達が出ることに気づいていないヤムチャであった。

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