ハーメルン
古明地さとりは覚り妖怪である
番外編 時と空間って違うようで似ている 中

その隙に意識していない視界を通りレミリアさんの後ろに回る。
手で肩を軽く掴んで気づいてもらう。
「なっ⋯⋯」
絶句してしまったのか言葉が続かない。
「そ、そそれも怖いから!」

ええ…怖いですか?そもそも妖怪って怖いものですよね。
「え⋯⋯。今目の前にいたはずなのに、いつの間にかお姉さまの背後にいた⋯⋯何を言っているのか以下略。というか本当に凄いですね。主に怖さが⋯⋯」
怖いって…あなた達だって恐怖の対象でしょうに…
「……まあ良いです。とりあえすエクレア作ったのですがレミレミも一緒にどうですか?後フランさんも」

「エクレア⋯⋯? ふーん、さとりが作ったの?ああ、フランのところには後で持っていくから大丈夫よ。多分」
なんだか怖そうです…今渡しに行かないとなんだか……いえ忘れましょう。
「⋯⋯後で怒られそうですけどね。あの人達には」
そういえばフランさん以外にもいるようなこと言ってましたね。

「後これ……たこ焼きです。良ければフランさんと二人で(強調)食べてくださいね」
ちなみにこれ…さっき作るのに半分失敗したやつです。

「なになに?私の知らないところでおやつ?」
私の背後で声がする。このトーンは…フランさんですね。部屋にいるはずではと思うもののまあこんなこともあるのだろう。

[9]前 [1]次話 最初 最後 [5]目次 [3]栞
現在:8/8

[6]トップ/[8]マイページ
小説検索/ランキング
利用規約/FAQ/運営情報
取扱説明書/プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク
携帯アクセス解析