ナンバーズ16 宇宙創造のカード
「そんな事は後にしなさい!行くわよ!」
「あ〜れ〜!!?」
やる気満々なオルガマリーはロマニの首根っこを掴んで会議室を飛び出して行き、次のレイシフトの為の仕事に入った。
「じゃあ私も次のレイシフトで役に立つ発明をしようか。その為に……遊馬君!約束通り、飛行船を見せてくれ!」
ダ・ヴィンチはノートとペンを取り出し、目を輝かせながら遊馬に詰め寄る。
「え?かっとび遊馬号を?あー、そう言えば約束していたな。とりあえずカルデアの上に出現させればいいか?」
「もちろんだとも!さあ早く!異世界の未知なる技術を私に見せてくれ!!」
「分かった。じゃあ、今回の話はここでお開きにするぜ」
「何か私たちに質問があったら時間が空いている時に来てくれ」
遊馬たちの世界にドン・サウザンド、そしてヌメロン・コード……あまりにも凄まじいとんでも世界にサーヴァント達はこれ以上聞くと頭がパンクしかけるので、一旦解散して遊馬とアストラルの話を整理していく。
その夜……皆が寝静まった頃、ジャンヌ・オルタは自室から出て廊下の窓に寄りかかっていた。
窓から見える景色は暗闇に染まった雪景色でカルデアが雪山の上に建てられたことを思い出させる。
「ふぅ……」
ジャンヌ・オルタは大きくため息をついていると一つの小さな影が近づく。
「あれ?ジャンヌ、何やってんだ?」
「遊馬……?」
それは真夜中に夜更かしをして起きていた遊馬だった。
遊馬は相向かいに座り、遊馬とジャンヌ・オルタの真夜中の対話が始まる。
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