ハーメルン
もしもバーン様が逆行したら?
ベンガーナ攻防戦!


「?!ひ、卑怯者!降りて来て正々堂々と戦え!」
「…この国には阿呆しかおらんのか?ベギラマッ!」
「馬鹿め、魔法なほぶぅううううううううう?!」


 直後に絶叫上げてのたうち回る重装歩兵達。

「ば、馬鹿な…どうして…魔法が…」
「魔法の威力は術者の魔力によって決定する、その程度の守りも敗れぬ程度の魔力しか持たぬ魔法使いしか、
この国には居ないようじゃな。」

 周囲を見渡すと、メダパニをかけられた者は取り押さえられ、ベンガーナの騎兵隊も駆けつけてきている。

「…潮時じゃの」
「父上!まだ戦えます」
「馬鹿者、魔力に余裕があるうちに撤退じゃ。」


 狡猾なザボエラは即座に引く。
 この分であれば、この国の攻略完了はそう長くはかからないと判断したためでもある。
 砲台はほぼ潰した。まずまずの戦果と言えよう。

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