ハーメルン
【凍結】ご注文は転生者ですか?
第十三羽 甘兎庵に招待されました

パン作りから数日後。お礼として、千夜の喫茶店に招待され俺とチノとココアとリゼの四人で遊びに行くことにした......どんなところだったかな?

チノ「なんて名前の喫茶店ですか? 」

リゼ「甘兎と聞いてるけど」
......なんか引っ掛かるなぁ。どっかで聞いたような。

ティッピー「甘兎とな!? 」

ロン「うお!? 」
あれ! 今ティッピー喋らなかったか! ......まぁいいや。

ココア「チノちゃん知ってるの? 」
......ココア、少しはティッピーに疑問を持とうな。

チノ「一応。おじいちゃんの時代に張り合っていたと聞きます」
......あっ。ティッピーって確か長生きしてたっけ。それで、チノのお爺さんの影響を受けて甘兎と聞いて驚いたのか? じゃああのときコーヒーパンを凄く睨んでたのは、甘兎......甘い物があんのか? 団子の形だったからか? うん、きっとそうだな。ティッピーから人語が聞こえたのは、どうでもいいか。考えても仕方ないし。

ココア「こんにちは! 」
そう考えてると千夜の店についており、ココアがドアを開けていた。

ロン「......甘兎庵か」
俺も続いて入るときに看板をチラッと見た。......この世界に来て、どっかで見たような。雑誌の記事とかだっけか。

千夜「みんな、いらっしゃい! 」

ココア「あっ、ウサギだ! 」

千夜「この子は看板ウサギのあんこよ」

リゼ「置物かと思ったぞ」

千夜「あんこはよっぽどのことがないと動かないのよね」
チノがあんこに近づきあんこはチノ......いや、ティッピーに気づくと反応し、ティッピーに向かって頭突きをした。その威力は強く、ティッピーを頭に乗せていたチノがバランスを崩していた。......危ねぇ!

ロン「大丈夫か? 」

チノ「はい、ビックリしましたが」
チノが後ろから倒れそうになったため、俺が支えて倒れずにすんだ。ふぅ、特典で貰った身体能力上昇は思ったより役に立つな。
......なんかリゼがこっちを観察するように見てるな。

千夜「あれは......一目惚れしちゃったのね。恥ずかしがり屋さんだったのに、あれは本気ね」
......ティッピーも大変だな。

ココア「あれ? ティッピーってオスだと思ってた。なんとなくだけど」
俺もそう思ってたな。

チノ「ティッピーはメスですよ」

ロン「え、マジか!! 」
......あれ、そうえばなんでオスって思ってたんだ?

千夜「はい、お品書きよ」

ロン「ん、ありがと......う? 」

『海に映る月と星々』
『黄金の鯱スペシャル』

デジャブ!? これ小さい頃、木組みの街に来たときに見たな! なんか引っ掛かると思ったらこれか!

ココア「ん~、抹茶パフェもいいしクリームあんみつ、白玉ぜんざいも捨てがたいなぁ」
......うん、成長したなココア。前は意味わからないとか言ってたけど。

チノ「......あれ、なんでロンさん悲しい顔してるんですか? 」
ヤベッ、なんとか誤魔化さないと!

ロン「あ、ああ。ココアが高校生にもなったのにまだ中二病にかかってると思うと、悲しくなって」

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