ハーメルン
私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!
第1章・イキキル 中編②
「そうだ。お前を疑うのは当然だろう」
十神白夜は冷徹な瞳をもって、その事実を告げる。
「ぷぷぷぷ、苦しいな~大ピンチだね、苗木君~」
その後ろで、モノクマが嬉しそうに嘲り嗤う。
「さてと、面白くなってきたところで、始めますか。
それでは、捜査をスタ――――」
モノクマが壇上に上り、捜査の開始を告げようとする。
まさにその時だった。
――――――ちょっと、待って!!
誰かが、その合図を止めた。
「誰かな?空気の読めない残念な生徒は…?」
調子を崩されたモノクマが、額に血管を浮かべ、その生徒を睨む。
そこにいたのは、女子高生なら、誰もが知る超高校級の“ギャル”
「じゅ、盾子ちゃん…!?」
あのバカ…江ノ島盾子だった――――――
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