ハーメルン
私が希望ヶ峰学園から出られないのはモノクマが悪い!
第1章・イキキル 後編①
チャラチャラララ~♪
チャラチャラララ~♪
チャラチャラララ~♪
チャラチャーチャーチャラチャーチャーチャチャー♪
希望ヶ峰学園に入学した私達、超高校級の才能達。
だが、その入学式の直前、モノクマを操る黒幕に誘拐され監禁される。
“コロシアイ学園生活”を宣言するモノクマ。
そんな中、仲良くなった超高校級の“アイドル”舞園さやかが何者かに殺された。
そして、“学級裁判”に反対した私の親友
超高校級の“ギャル”江ノ島盾子もモノクマに殺されてしまう。
迫り来る学級裁判!
「だから、アイツはあんなことをしたのか…」
ダイイングメッセージの意味とは…!?
「真実はいつも一つ!」
智子はこの完全犯罪を暴くことができるのか!?
次回、“名探偵”黒木智子
「希望ヶ峰学園殺人事件 後編」
NEXT智子ズヒント「ネームプレート」
(ふう…まあこんなところかな)
頭に湖南の軽快なBGMが流れ、つい次回予告を作ってしまった。
それだけ私もノリノリということだろうか。
一昔前のBGMを使用してしまったのはご愛嬌だ。
私も全てのアニメをチェックしているわけではない。
湖南は久しくみていないな。
まだ黒色の組織との決着はついていないのだろうか。
アイツら、もう十年近く膠着状態になってないか…?
まあ、話を戻そう。
あの~犯人、わかっちゃいました。
ウハ、いいよ、いいよ!これだよ!
このゾクリとする感覚だよ!ああ、なんて気持ちがいいのだ。
それはもう麻薬のような快楽。
今なら、某人気歌手のようにお縄となってしまうかもしれない、とそう思うほどに。
ああ、いかん、いかん。
快楽にヨガってる場合じゃねーや。
こうしている間にも、捜査のタイムリミットは刻々と近づいている。
そろそろ、シリアスに戻らなねば。
私は、部屋の中に戻り、舞園さんの前に立つ。
大和田君と大神さんは、怪訝な表情で私を見つめるが、今はそれを気にしないことにする。
私がここに来た理由は一つだけだ。
舞園さんにこの事件の真実を最初に教えてあげたい。
私の初めての推理を…この事件の真実を、被害者である彼女にこそ捧げたい。
私は、ゆっくりと瞼を閉じる。
真実は…今、ここに!
―――――これが事件の真相だ!!
突如、場面は裁判所のような場所に変わる。
私は、犯人の前に立っていた。
“ちょ、おまw誰だよ、この美人は!?”
“ん?突然の新キャラの登場か何かかな?”
“美化しすぎだろ!完全に別人じゃねーか!”
“巨乳美人になっててワロタwww”
また何処からともなく小うるさい幻聴が聞こえてくる。
うるさい奴らだな…どう見ても私ですが、何か?
幻聴を無視して、推理を続けよう。
私は、犯人と思われる人物の前に立っている。
犯人と思われる人物は、全身を黒塗りにして、まるで影のようであった。
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