ハーメルン
インフィニット・ストラトス〜欲望の王、降臨〜
第9話 全コンボと能力解放と一斉攻撃

前回の三つの出来事。
一つ、同居人は深い関係にある更識楯無であった。
二つ、彼女との関わりをみなさまに説明すべく、5年前の回想を始める。
そして三つ。現れた完全体グリード四体を間にすべく、全コンボ変身を発動した。


タトバ・ガタキリバ・ラトラーター・サゴーゾ・シャウタ・タジャドル・プトティラ・ブラカワニ。この8つのコンボを維持するのは、正直辛い。が、これくらいしないと完全体4体を相手にはできないだろう。
「栄司!神のバカが入れた【能力解放】を使ってみろ!」
「わかった×8」
能力解放……S.I.C独自の解釈で作られたそれらは、見た目がグロテスクになる代わりに、普段よりも高いパワーを発揮する。各コンボの姿がグロテスクに変わっていく。一番ひどいのはシャウタだろう。タコの足が完全に触手系生命体のそれだ。

(他の能力解放状態は、是非調べて見てくれ。)

全てのコンボ体がスキャニングチャージを開始する。
ラトラーターとガタキリバ、タトバとプトティラは、メズールとガメルに。シャウタとサゴーゾ、タジャドルにブラカワニは、ウヴァとカザリにそれぞれ攻撃を仕掛ける。
ラトラーターがライオディアスで2体を牽制、プトティラの冷却で動きを止める。そして、タトバキックとガタキリバキックを放つ。
サゴーゾが重力操作でカザリを、シャウタがウナギウィップでウヴァの動きを止め、タジャドルがプロミネンスドロップでカザリを、ブラカワニがワーニングライドでウヴァに攻撃を仕掛ける。
が、メズールとガメルは、ガメルが足の氷を砕き、寸の所で回避。カザリは黄色の風で花粉を運んだのか、サゴーゾがクシャミをしてしまい、重力場が消えてしまった。ウヴァは、雷を放ちウナギウィップから逃れ、こちらも寸の所で逃げられてしまった。
4体ともに逃げられてしまったが、セルメダルを削り取ることには成功した。
「セルを持ってかれすぎた!」
「ここは一旦撤退かな?」
「その方が良さそうね。」
「うぅ、俺疲れた。」
「だがその前に……フン!」
ウヴァが偶々通りかかった通行人に向けて雷を放つ。タトバしか残っていないこの状況でやる事は1つ。バッタレッグの力で飛び、通行人と雷撃の間に入った。その結果、バッタとトラのメダルがドライバーから出てしまい、奪ったメダルを奪い返されてしまった。が、セルを削っていたので、撤退してくれたようだ。しかし、強制変身解除してしまった。

何とか、通行人を確認する。すると、こっちまで来ていた。そこで、俺の意識が途絶えた。

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