ハーメルン
ラブライブ!サンシャイン!! 黒澤家長男の日常
甘え上手な善子さん

小原鞠莉の日誌


「シーちゃんがニブチンすぎて最近は感覚器官が無いのかもってそんな気がしてきちゃった」




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「あんたってさ“ルビィ”のことが好きなの?それとも“妹”が好きなの?どっち?」

西の日差しが窓から降り注ぎオレンジ色に現在進行形で染まっている善子は俺を覗き込むようにそんなことを言うのだった。好きという言葉を言うのが恥ずかしかったのかもしれないが言ったあとすぐに向き直り半身でこちらの答えを待っている。はぁ…しかし妹が好きとかルビィが好きとか…話にならんなこれだから近頃の一人っ子というやつは…

「愚問だな善子“妹のルビィ”が世界で一番好きにきまってるだろ」

「うわぁ…シスコンすぎて正直キモいんだけど…それじゃルビィが妹じゃなかったらどうしてたのよ」

その問いに俺は身体の底が冷えるような悪寒を覚えた。ルビィが妹じゃなかったらどう生きればいいんだ…当然知ってるとは思うがビタミンとミネラルとルビィは人体に必須だからな…

「そうだな…多分世界のどこかにいるルビィに妹になってくださいって土下座しに行くな」

って完全に変質者じゃねぇか…

「それって変質者って言わない?」

言います

「というか何でそんな質問するんだ?」

「あんたが下級生に人気あるから」

人気? what?

…いや分かったぞ。なるほどあの天使の兄だからだな?

目の前の自称堕天使とは違い世界に轟く大天使ルビィの可愛さならその兄に人気がいっても不思議ではない。


つれーわルビィの兄まじでつれーわ

「だから私やずら丸まで飛び火して大変なのよ。銀はシスコンだしどうすればいいの?」

「俺はシスコンじゃねぇただルビィが大好きなだけだ。」


全く失敬な…その言い方だとまるで俺がルビィにしか目がないみたいじゃないか俺はAqoursのみんなが好きだし勿論ルビィだけじゃなく姉ちゃんも大好きだ。ただルビィの存在が少し大きいだけだ。決してシスコンではない


「じ、じゃあ私がアタックしたらどうなのよ」

いや攻撃することを相手に言ってどうすんだ…

「とりあえずガードかな」

「その攻撃じゃなくて私がこい…妹になってあげるって言ったらどうなのって聞いたの!」

「馬鹿を言うなヨハネ…貴様には圧倒的に妹のクラス適正が足りていない」

妹のクラス適正とはすなわち庇護欲である。守ってあげたいと思ったり支えてあげたいと思えるかどうかがとても重要なのだ。元気系にしろ病弱系にしろクール系にしろ真面目系にしろどこか脆さを併せ持っているのが妹と言うものである

「くっくっくっその通り…我のクラス適正は“闇”のみ…とか言ってる場合か!私にだって妹キャラくらいできるわよ!」

善子風のテンションに合わせて俺は否定したのだが善子はキャラを捨てて噛み付いてきた。え?そんなに自信あるの?俺は小学生の時に友達100人はあれだけど妹は絶対100人欲しいって答えた男だから妹は普通に欲しいんだけど善子か…想像がつかないだけになんとも言えない

「うん…じゃあ今日1日だけ頼む」

「分かったわよ“銀兄”」

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