EP.06[鬼狩ノ忍]
だが、その刹那。突然、翔の足元で黒い爆発が起こった。
「うわっ!?」
爆炎と熱風に怯み、翔が声を上げる。そして再び少年の方を見た時には、ベルトが彼の腹から消えていた。
「一体誰が……!?」
一同が驚いているのも束の間、またもマテリアフォンに着信音が鳴り響いた。
「滝さん!?」
『翔くん、そっちが終わったなら、大至急鷹弘の方に向かって!』
「何があったんですか!?」
『鷹弘が……鷹弘が、大量のデジブレインに攻撃されてるの!』
戦いはまだ終わっていない。瞬時にそれを理解して翔は鋼作と琴奈、そしてアシュリィと視線を合わせ、頷き合う。
そして、鷹弘の待つ新たな戦場へと走るのであった。
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