AR-15「バ、罰ゲーーーーーームッその2です!新たな罰が貴方を待っています!」指揮官「どういう事⁉︎」
ちゃららららら♪ちゃららららら♪ちゃんちゃんちゃっちゃっちゃっ♪
カラオケの端末に曲名を入力すると、直ぐに特徴的な音楽が流れ出した。
俺の本気を見せてやるぜぇ、AR-15!
『あんなこといいな〜できたらいいな〜♪あんなゆめ♪こんなゆめ♪いっぱいある〜けど〜♪』
「ぷッ………クフフ……!」
『みんなみんなみんな〜か〜なえ〜てくれる〜♪ふしぎなポッケでかなえてく〜れ〜る〜♪』
「〜〜〜〜〜!(机に突っ伏して肩を震わせている)」
『そ〜ら〜を自由にッ!飛びたいな〜!ハイッ!タケコプター!』
「ブッ………!アハハハハハ………!」
とうとう声を上げて笑い出すAR-15。
腹を押さえてヒィヒィと笑っている。
「笑いたきゃ笑えよ…仕方ないだろ、一番歌いやすい曲はドラ◯もんなんだからさあ!」
笑い続けているAR-15を尻目に俺は肝心の採点結果を見る。
すると………
『18点!ダッセー点数だなあ、オイ?だからいつまで経っても童貞なんだよ!』
うるせーよ!
誰が童貞だバカ!
何だよこの採点機⁉︎
どこぞの夢想家みたいな声で煽ってきやがってぇ!
「よし、それじゃ次歌うのはお前だお前!そんなに笑うんだからさぞかし俺より点数はいい筈だよな?」
「良いわ、よく見ておきなさい。私は完璧よ」
いやそれ、お前が言っていい台詞じゃないだろ………。
『So tell me how this ends Will I live to see morning light? Fear is filled in every breath Sweat and blood runs down my chest Can’t somebody save us all?
We have no time to wait, get up now I’m not gonna die here That’s what I’m fighting for!』
…………普通に上手かったわ、コイツ。
でもその歌ってM4が歌うべき曲なのかも知れんが…まあいいや。
「どうですか、指揮官?私の歌は良かった?」
これは完敗だな。
いや、綺麗な声だしとても良かったよ。
お前戦争終わったら歌手にでもなればいいんじゃね?
「そ、そんなに良かったですか?………フフ」
嬉しそうに微笑むAR-15。
おっぱい無くても可愛い。天使かな?天使だな。
さて、問題の採点結果はどうなんだ?
『98点!素晴らしいですわ!どこかの変態指揮官にも見習って欲しいですわね!』
うるせーよッ!
どこかの変態指揮官って誰のことだ、俺の事か!
どこぞの代理人みたいな声で煽りやがってぇ………!
「指揮官、いきますよ!堪えて下さい!」
は?
おい、AR-15。一体何をするつもりーーーーーー痛ぇッ⁉︎
AR-15がマラカスを手に取ったかと思うと、俺のケツを殴りつけにきた。
「スキル発動!『突撃集中』!」
ちょ、待てってアッーー⁉︎
「フンっ!せいっ!」
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