ハーメルン
Sabbat if Witch
Chapter 1-4


めぐる「そ、それでも!やらないで後悔したくないです!せっかく先輩達と仲良くなれて……めぐる……嬉しかったから……!!」


こうして、因幡さんを新しく部員に迎え、オカ研は3人となった。寧々が因幡さんの入部を認めたのは少し意外だったが、まあ……因幡さんの熱意を考えれば……な


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Another view

因幡さんがオカ研に入部する事になりました。ここまでは、“前”と同じです……このまま順当に行ければ……きっと未来は……

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翌朝


「ふぁぁ……」

1つ欠伸をし、背伸びをする。いつも通りの朝だ

「おはよう、父さん」

太一「おう、おはよう!」

「朝は生ハムサラダとトーストで良いか?」

太一「あぁ、大丈夫だがトーストは2枚で頼む」

「分かった」

レタスの生ハムサラダとマーガリントーストを用意する

太一「そういえば最近、柊史の目が死んだ魚から生き返ったが、何かいい事でも有ったか?」

「死んだ魚!!??今までそんな事思ってたの!!?」

太一「むしろ気づいてなかったのか……?」

まぁ……鏡を注視して目なんか見ないし、気づいて無くても仕方ない……か?

太一「じゃあ、父さん先に出るからな?」

「あぁ、気をつけて行ってらっしゃい」

太一「今日もお仕事頑張ってくるぞい!」

さて……洗い物もしたし、家を出よう


和奏「あ……おはよう、保科」

「あれ……?仮屋、珍しいなこの時間でここに居るの」

和奏「今日はちょっと早く家出ちゃったから偶にはこっちから来てみようかなって」

「へー……なるほど」

ん……?若干何かを誤魔化した……??いや、気の所為か……

和奏「そういう保科は最近どうなの??」

「どう、とは?」

和奏「分かってるくせにー!」

肘でつんつんと小突いてくる。
いや、だから何のことだってばよ

「マジで何の事だよ」

和奏「保科、綾地さんと同じ部活に入ってるじゃない??」

周りに同じ学園の生徒が居たからか、耳元で言ってくる

「あー……それが、最近新入部員が入ってな?」

和奏「へぇー……綾地さん、今まで保科以外入部を認めた人なんて居なかったのに」

「あぁ……噂をすれば」

めぐる「先輩!!ちゃろー☆」

寧々「おはようございます、因幡さん」

めぐる「そういえば、モン猟どうですか??」

寧々「やっぱり、少し難しいです。ゲーム自体はとても面白いと思いますよ」

めぐる「武器は、何を使ってるんですか?」

寧々「私はかぎ爪を」

めぐる「かぎ爪!!?意外とマイナーなんですね……」

寧々「やっぱり、かぎ爪は私には早いでしょうか……?」

めぐる「でもでも、練習すれば大丈夫ですって」

寧々「是非、因幡さんにもお手伝いしてもらえたらと思いますけど……」

めぐる「もちろん!!喜んで……!あの……1つ、お願いしていいですか?」

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