ハーメルン
放浪騎士
第6話 一党

…ああ、お前も死に損ないか。

俺もそうさ。

火のない灰、何者にもなれず、死にきることすら出来なかった半端者さ。

…まったく、笑わせるよな







俺には最初はあの言葉の意味が分からなかった。

この言葉の意味がわかったのは幾度も繰り返し、「俺」が「私」になった時だった。
[9]前話 [1]次 最初 最後 [5]目次 [3]栞
現在:0/7

[6]トップ/[8]マイページ
小説検索/ランキング
利用規約/FAQ/運営情報
取扱説明書/プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク
携帯アクセス解析