奴隷の街
ラウルside
グラエキスからアイルスのことを詳しく聞いた。彼女は魔王のところでは魔導士参謀と呼ばれている人物だということだ。・・・・・・うん俺まずくない?魔王軍の魔導士参謀を契約をしちゃったんだよね?
俺平和な生活をしたかったのに・・・・・・神さまのばかやろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
「くしゅん!!」
「これもご主人様の人望ってものですよ?」
「その通りです。」
セレーヌ、アルフ・・・・・・褒めてくれているけど今の俺嬉しくないんだよーーーーだってよーく考えてみたらうちのメンバーって姫、エルフ×3、スライム、闇騎士、召喚士、魔導士参謀、ダークドラゴン×3という不思議なパーティだよ!?
「・・・・・・そして俺か」
はぁーとため息をつきながらパトリシアは次の街の方へと向かっていく。
「ご主人様、次の街は「パトレーラ」という街ですわ」
「パトレーラという街か・・・・・・どういう街なんだ?」
「実は名前は知っているのですが・・・・・・実際に行ったことはないのです。なにせここら辺からはイスカンダル王国の国ではなく「バラスト王国」の街でもあるのです。」
バラスト王国・・・・・・ん?何か燃えている気がするのだが?
「スラッシュ、悪いが先に行ってくれないか?」
「わかりました!」
スラッシュは擬態化を解除をするとそのまま街の方へと向かっていき俺達はパトリシアの中で待機をしているとアイルスは首をかしげていたので俺は声をかける。
「どうしたんだアイルス?」
「あ、主殿・・・・・・いえパトレーラという街の名前をどこかで聞いたことがありまして・・・・・・はて?」
「がっはっは!魔導士参謀殿も年ではないでしょうか(笑)」
「失礼な!!私はまだ若い!!」
グラエキスとアイルスが喧嘩をしているが俺は気にせずにスラッシュが帰ってくるのを待っていると戻ってきて人間態になる。
「大変だよ!街にロボットが暴れていて街の人たちを襲っているの!!」
「なんだと!?急いでいかなければ!!」
パトリシアを走らせてパトレーラという街へと走らせると入り口付近で兵がロボット兵に切られているのを見て俺は武器を生成をしてパトリシアから飛びあがりロボットを切り裂いた。
ちなみに作った武器は星獣剣である。ロボットはラウルに気づいて持っている武器を構えた。
彼は左手に銃を生成をして構えると上空から雷が降り注いでロボットたちは機能停止をしたのでラウルは振り返るとサラが魔法を唱えたみたいで彼女は膝をついた。
「サラ大丈夫か?」
「はい・・・ですが魔力を消費をしてしまって「ほら」あ、ありがとうございますアステイヤさん。」
アルテイヤが魔力を回復させる薬を飲ませてくれたのでサラは回復をして彼らは中へと入るとロボットが暴れておりラウルは指示を出す。
「俺とグラエキス、アルフとナラは突撃をする。レシアはここでスラッシュたちと共に子どもたちを」
「ご主人様!俺達も!」
「駄目だ!行くぞ!!」
ラウルの言葉を聞いて分散をして彼は走っていくと子どもを襲おうとするロボットの右手を切断させてから頭部に銃をつきつけて発砲をして倒す。
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