18話 並行世界の友との遭遇
特異災害対策機動部二課
二課の方では、ある連絡が入っていた。
朔也「司令、永田町より入電です。例の完全聖遺物の件で至急相談があるとの事です」
弦十郎「それがどうした?」
朔也「それが、ここ最近になって活発な反応が見られるそうで、我々専門家の知見を求むとの事でした」
弦十郎「うむ…だが、我々はカルマノイズへの対策が先決だ。少々待ってほしいと伝えておいてくれ」
朔也「了解しました」
そう言ってると、星矢達が来た。
星矢「お邪魔するぞ」
弦十郎「構わないさ。そちらのお嬢さんは初めてだが…そうか、君が小日向未来君か」
未来「あ…はい!」
弦十郎「どうした?驚かせてしまったか?」
未来「い、いえ…何でもありません」
翼「ここに来れた、という事は無事に神獣鏡のギアを纏えたのだな」
未来「あ、ありがとうございます。皆さんのご協力のお陰です(びっくりした…。弦十郎さんも、翼さんも、本当にそっくりなんだ…)」
そう思ってると、一輝と瞬も来た。
未来「(一輝さんと瞬さんまでそっくりなんて…!)」
クリス「まあ、最初は大体みんなそんな反応だ」
瞬「君が星矢の言ってた響の友達の未来だね?よろしく」
未来「瞬さんも一輝さんもよろしくお願いします!」
弦十郎「響君達の話は聞いている。彼女達を救う事は我々の目的にもかなっている。どうかよろしく頼む」
未来「はい、頑張ります。あの…ところで、響はどこに…?」
弦十郎「残念ながら、我々でも彼女の居場所は把握していない。ただ、恐らく」
そんな時、警報が鳴った。
星矢「出たか…!」
弦十郎「ちょうどいい、恐らく彼女はノイズを倒しに現れるはずだ。君達も現場へ急行してくれ」
未来「わかりました」
一輝「俺と瞬は待機しておく。何しろ、俺達はとっておきの伏兵なのだからな」
星矢「俺達がやばくなったら頼むぞ、一輝、瞬」
星矢達は出撃したのであった。
市街地(並行世界)
星矢達は響がいるのを目撃した。
未来「あれは…響!?」
星矢「あいつ、俺達より先に着いていたようだ」
クリス「怪我はしてないみたいだな」
未来「響…」
未来は星矢と一緒に響の傍に来た。
響「ん…」
未来「あのね…私は小日向未来。よろしくね」
響「そう…」
そのまま響はノイズの方へ向かっていった。
未来「あ、待って、響!」
マリア「もう、またがむしゃらに突っ込んで…。命が惜しくないのかしら」
クリス「目の前の敵を倒せりゃ、どうでもいいんだよ…多分な」
星矢「そうだとしても、俺達は響を救わなきゃならねえんだ!放っておけるか!」
星矢達は出現したノイズを倒し終わったのであった。
翼「片付け終わったようだな」
星矢「いや、そろそろ奴が出てくるようだ…」
クリス「出るぞ…」
星矢が察した通り、カルマノイズ3体とゴールドカルマノイズが姿を現した。
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