8話 逆光のリゾルヴ
市街地
怪物と星矢達は睨み合い、星矢達が先制攻撃を仕掛けた。
星矢「俺から先に行くぞ!アトミックサンダーボルト!!」
光速拳の連打が怪物に放たれ、怪物はまともに連打を受けて痛そうにした。
紫龍「攻撃は効いてるようだ」
氷河「おまけにとても痛そうにしているぞ」
怪物「グガアアアッ!!」
攻撃に怒ったのか、怪物は口からビームを吐いた。だが、星矢達は簡単にかわした。
星矢「そんな技、初見でも見切れるぞ!」
瞬「サンダーウェーブ!」
ネビュラチェーンの技を放ち、怪物に当てたが、大きなダメージは与えられなかった。
怪物「グオオオン!!」
しかし、これは怪物の冷静な判断力を失わせるための策であった。
紫龍「隙だらけだぞ!廬山昇龍覇!!」
氷河「ダイヤモンドダストォ!」
紫龍と氷河の攻撃が飛んできた。対する怪物は怒っていたため、自らの身も顧みずに捨て身でビームを放った。その威力に2人の技は破られそうになった。
紫龍「お前も捨て身で攻めてきたか!だが、見境もなく暴れるお前に俺達は負けはしない!!」
更に2人は小宇宙を高め、一気に押し返したのであった。押し返された攻撃を受けた怪物は吹っ飛ばされた。
紫龍「まだ終わりではない!エクスカリバー!!」
星矢「インフィニティブレイク!!」
紫龍のエクスカリバーで斬られ、星矢のインフィニティブレイクをまともに受けた怪物はとても痛そうにしたのであった。
星矢「よっしゃあ、俺達の攻撃は確実に効いているぞ!あと一息か?」
怪物「グゥウウウッ……、グガアアアアッ!!!」
散々攻撃され、ダメージを受けて怒りが頂点に達したのか、怪物は凄まじいエネルギーを溜め始めた。
星矢「何だ!?」
紫龍「もしかすると…、俺達の攻撃で怒って大技を繰り出すつもりかも知れん!」
氷河「大技だと!?」
S.O.N.G潜水艦
司令室の方でもそのエネルギーは確認されていた。
朔也「敵に更なるエネルギーが収束していきます!」
あおい「こ、こんな…、エネルギー量って!?」
弦十郎「どうした!?」
あおい「もしこのエネルギーが放たれれば、日本全土、及び朝鮮半島全域を始めとする周辺国の一部がまとめて焦土となります!」
弦十郎「なんだと!?(短時間で日本国民全員や被害地域となる周辺国の人間を避難できるわけがない!だが、このままでは…)」
弦十郎は星矢達に連絡を入れようとしたが、沙織に止められた。
沙織「司令、今は星矢達を信じましょう」
弦十郎「だが…」
美衣「地上の愛と平和を守るのが聖闘士の役目です。彼等が人々を簡単に見捨てられるはずがありません!」
あおい「ですけど、今のままでは…」
沙織「星矢達はこれまでも絶望的な中でも奇跡を起こして強敵に打ち勝ったのです。なので、星矢達を信じてください」
弦十郎「…わかった。確かに、星矢達は何度も奇跡を起こしたのだからな。そんな状況でも星矢達を信じる事ができる沙織お嬢様の言う事はハッタリでも何でもないだろう!」
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