当たり前
しばらくして
「なんだこのボロい教室は。」
「それ私も最初の全く同じこといってたよ。」
俺があっけにとられている。というのもこれはどちらというと廃屋に近いような
「……これはすごいね。」
さすがの工藤も少し引いているしそしてその中に明久の叫び声が印象的になっている
「はぁ面倒くさいなぁ。……それじゃあとりあえず。」
俺は結衣との手を離すとドアを開く
すると
黒いマスクを被った集団
明久に関節技を決める姫路と島田
島田と姫路のパンチラ画像を撮ろうとしている康太
俺はドアを閉める。
「……えっと。」
「……今の何?」
さすがに動揺してしまう。えっと、意味が分からない
「…えっと、お兄ちゃん。今のって。」
「いや。俺たちの見間違いなのかもしれない。ふぅ。」
といいドアを開けると
さっきと全く変わらない光景が
「……あの、帰っていいか?」
「ちょっと春斗助けてよ!!」
「お主の家に住んでいるからこうなったのじゃ。お主が説明してくれぬと戦争の準備もできぬのじゃ。」
木下の弟の木下秀吉がそんなことを言い出すが
「……いや、秀吉これだぞ。絶対話を聞かないだろうが。」
「だからお前を呼んだんだよ。全員戦死にすることなんて他愛もないだろうが。」
するとため息を吐く雄二
「お前今日の午後から戦争だろ。」
「別にいい。元々理系中心で攻める予定だったからな。補充試験も受けるし十分だろ。」
「了解。Aクラス黒壁がFクラス姫路瑞希に対し日本史で試験召喚戦争を仕掛けます。試獣召喚。」
すると腕輪を発動すると召喚エリアが発動し、日本史の召喚エリアが広がる。
召喚獣が出てくると全員の目が見張る
「えっ?先生がいないのに何で召喚エリアが。」
「黒壁くん邪魔しないでください。試獣召喚。」
島田は驚いたようにしているが、姫路は俺の腕輪がどういった腕輪なのか理解したらしく。姫路が召喚獣を出すとそこに大剣を持った召喚獣が出てくる
【日本史】
Fクラス 姫路瑞希 357点
するとわっと湧くFクラスのクラスメイト。まぁ普通なら高得点で叶う人はほとんどいないだろう。
「文系科目で俺に勝てると思うな。」
俺は一瞬で姫路の首を槍で突き刺す
「えっ?」
姫路は驚いたようにしているのだが、俺はため息を吐く
【日本史】
Aクラス 黒壁春斗 710点
俺の点数が表示され全員が絶句する
本好きの俺にとって文系科目はかなりに鬼門であり、全部の点数が550点オーバーだ。
特に日本史、現代文。英語は600点オーバーであり、2位と200点以上の差が開いている
「戦死者は補習!!」
「えっ?」
何が起こったのか分からないような顔をしているが、雄二が呆れたようにしている
「伊達に次席を名乗ってないからな。こいつは。姫路ぐらいだったら楽々倒せるさ。」
「島田、これ以上明久に関節技決めるようなら、姫路みたいに補習室送りにするぞ。」
俺の召喚獣は槍をふるうと島田は睨みつけられるが
「さすがお兄ちゃん。」
すると後ろから、抱きついてくる。
「へ?」
「お兄ちゃん?」
「えっ?ちょっと、どういうこと?」
すると誰もが首を傾げている。
まぁ、説明するか
「俺の両親が再婚がきっかけで苗字が違うけど兄妹なんだよ。俺が家の事情で旧姓を使っているから。」
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