ハーメルン
鬼滅の雨
最終選別終了

無事に最終選別を終えた俺と善逸は、最初に集まった場所へと戻った。

そして、そこに居たのは俺と善逸を含めて五人しかいなかった。

(師匠の話を考えると、結構残った方だな)

とりあえず、残った連中の顔を確認するか。

一人は、顔に傷があり、目つきが鋭く、髪を鶏の鶏冠みたいにした男。

そして、長い髪を頭の横で同じく蝶の髪飾りで留めている女。

驚くことにこの女は、無傷で、尚且つ衣服が綺麗だ。

俺も無傷ではあるモノの、衣服は汚れている。

地面を転がったり、助けることが出来ず目の前で殺された他の志願者たちの血で汚れている。

見た感じ、七日間、隠れてたわけでもなさそうだ。

(それだけ実力があるってことか………)

で、最後は…………って!?

(た、炭治郎じゃないか!)

初日の日は気づかなかったが、間違いない。

アイツは炭治郎だ。

髪は短くなっているが、あの額の痣と髪、目は間違いない。

だけど、どうして炭治郎が鬼殺隊の最終選別にいるんだ?

(まさか…………)

俺は気になり、炭治郎に声を掛けようとする。

背後から、声を掛けようとしたが、その瞬間、初日の日に最終選別について説明をした女の子たちが現れた。

「お帰りなさいませ」

「おめでとうございます、ご無事で何よりです」

「で?俺はこれからどうすりゃいい。刀は?」

二人が俺たちを労うかの様な言葉を掛けてくる中、目つきの悪い男が、そう尋ねる。

「まずは隊服を支給させて戴きます体の寸法を測り、その後に階級を刻ませていただきます」

「階級は、(きのえ)(きのと)(ひのえ)(ひのと)(つちのえ)(つちのと)(かのえ)(かのと)(みずのえ)(みずのと)、以上十二段階ございます。今現在、皆様の階級は、一番下の癸となります」

「刀の方は、本日中に玉鋼を選んでいただき、刀が出来上がるまで十日から十五日掛かります」

「さらに、今から鎹カラスを付けさせていただきます」

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