day1 ファーストコンタクト
【……そうですね、そうします】
授業には少し出てみたかったが倒れてしまった手前強く言うことは出来ない。ここは鈴と織斑先生に従っておこう。
食事を済ませた後は一夏は忘れていた宿題を済ませるために、千冬さんはまだ仕事があると出て行ってしまった。
僕は食後のお茶をすすり、鈴は台所で洗い物をしている。
「ねえ、本当に何も覚えていないの?私達の関係とか?」
突然洗う手を止め僕に対して質問してくる。
関係?何のことだろうか?
【うん、まったく覚えてないんだ……】
『だったら、教えてあげる。本当は私達付き合ってたのよ』
【え?】
マジで?
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