アニメやゲームでの面倒事は本当にここぞという絶妙なタイミングでやってくる
「・・・・・・喫茶店の奴に電話を繋げ・・・今すぐ」
「は、はい‼︎」
すぐに電話は繋がった(画面には慌てて電話に出た仲間の姿が映っている)
「オイ、すぐにそのプレゼントを回収して戻ってこい、作戦は中止だ」
その一言だけで上司と思われる人は電話を切った
その後その仲間はタナカからその『プレゼント』を受け取ると礼を言って慌てて喫茶店を出て行く様子が映っていた
「・・・・・・はぁ・・・あいつが戻ってきたらここから撤収してプレゼントを解体する準備をしておけ、原因を探るぞ」
「り、了解‼︎」
その言葉に彼らは撤収する準備を始めた。
「・・・・・・くそ、なんであそこで起動しないんだよ‼︎もう少しで依頼料でがっぽり稼げるはずだったのによ‼︎‼︎くそったれ‼︎」
喫茶店
「お、戻ってきた」
「持ち主かなり慌ててたわね・・・もしかしたら急ぎの用で出て行こうとしたから荷物を忘れたのかな?」
「そう見たいです。どうもかなり急ぎの用で行かないといけなかったみたいで・・・・・・おちょこちょいな人だったな・・・」
その後時間は過ぎていき・・・・・・
「指揮官そろそろいい時間だからここから出ようか」
「そうね・・・それではタナカさん、相席ありがとうございました」
「いえいえこちらこそ有意義な時間をありがとうございました」
彼らは別れて行った。
「なんか変わった人だったね」
「でも相席を許可してくれる優しい人でよかったわ(顔は平凡だったけどあの心遣い・・・・次もしあった時は付き合ってくれるどうか確認する人リストに入れておこう)」
「(・・・・・・また指揮官変なこと考えてる・・・あの人ドンマイだな・・・)」(遠い目
「?なんかロックオンされたような電波が来たような・・・・・・気のせいだな、しかし・・・アレ爆弾だったなありゃ・・・持ち上げた時に分かったのは運が良かったな・・・・・・彼女絡みの問題だったかどうかは分からんが、なんとか小細工して切り抜けられたな・・・ほんと面倒ごとが絶妙に間が悪い時に来るもんだな・・・」
その事を思いながら彼は遠い目をしていた。
「まあとりあえず情報収集しながら今晩の宿も探すとするか、多分今夜はアレをやるから結構忙しくなりそうしな」
彼は何を考えているのか、それが何を引き起こすのか、それはまだ誰にも分からない
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