ハーメルン
BLEACH 〜Higher Than That Moon〜
第10話 Lance with Snowwhite
「卍解、
霊障隷属渺渺分岐
(
れいしょうれいぞくびょうびょうぶんき
)
」
「形状は変わらないんだねぇ。」
京楽は報告書で能力しか見ていなかったため、その形状の無変化に驚いていた。
「私の能力を全て知っているものだと思っていたが。」
「いやいや、あの時君が十二番隊内を壊したせいで映像で残ってなかったんだよ?」
「ということは、修多羅、涅、藍染の報告による知識のみか。」
「まぁそうだね。」
「ということは、私の能力の全ては知らない訳だな。」
〜懺罪宮前〜
「知っていますよ。あなたが何者なのか。」
勇音は刀を中段に構えていた。
「何者かだと?滅却師のシャズ・ドミノ様、、、だろ!」
シャズは連続で何本もの矢を放つ。
「効きません!」
「また盾か!うざってえ!」
「だが守ってばっかりじゃあおれは倒せねぇぜ!?」
「わかってます、、、よ!」
氷の盾はシャズに向かって奔っていく。
「
銀鞭下りて
(
ツィエルトクリーク・
)
五手
(
フォン・
)
石床
(
キーツ・ハルト
)
に堕つ
(
フィエルト
)
」
「
五架縛
(
グリッツ
)
!」
「盾、、、、ですか?」
その盾を見た勇音が霊圧を上げると斬魄刀、三又の刀の内一本が光を放ち始める。
目の前の氷の盾が霧へと変化し、
五架縛
(
グリッツ
)
を通過した。
盾を通り過ぎた霧はまた氷へと変化する。
今度は盾ではなく、槍に。
「そんなことが、、、!!」
そしてその槍はシャズの右脇腹に大きな風穴を開けた。
「クソ、、、クソがぁ、、、」
「その超速再生、破面ベースというのは本当なようですね。」
「おれは誇り高き滅却師だ!」
怒りの表情を浮かべたシャズの右脇腹はすでに塞がっている。
「どう思うのもあなたの自由ですが、少なくとも、、、」
「あなた、シャズ・ドミノではありませんね?」
「おれはシャズ・ドミノ様だ!!!」
ーーーーーーー
お前には
ϛ
(
スティグマ
)
の文字を与えよう。
[9]前話
[1]次
最初
最後
[5]目次
[3]栞
現在:1/4
[6]トップ
/
[8]マイページ
小説検索
/
ランキング
利用規約
/
FAQ
/
運営情報
取扱説明書
/
プライバシーポリシー
※下部メニューはPC版へのリンク