ビルに潜む謎 その2
「あそこに敵がいるぞッ!こ…これはッ!?やばいぞッ!ジョルノがやばいッ!」
居ても立っても居られなくなった切島は、ジョルノを助けようと体を動かし
ドン
しかし、突如目の前に立ちふさがった背中を見て、切島は困惑する
「爆豪…?」
「ジョルノ・ジョバァーナ!!こいつ……クレイジーな野郎だな…証明するためにかァ…?」
爆豪はジョルノの事が気に食わないと思っている。何もかもお見通しだと言わんばかりの態度も、自分の行動が正しいという自信も、爆豪の心をイラ立たせるばかりだった
だが、そんなジョルノが自分の身を呈してでも、『謎解きと敵を倒す』ことを自分達に任せたのが何故か気に食わなかった。「謎を解けば確実に勝てる」と信頼してくるジョルノにはムカッ腹が立ってばかりだ
だから爆豪は心のムカつきを一切隠さず
「どうかしてんじゃあねーのか!」
BOOM!
掌を爆破させて叫んだ
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