第12話「天キはみんなのもの」
kozmoのわくわく世界旅行記
第12話「天キはみんなのもの」
「と、言うわけでみなさーん! 十二獣をそろそろ許してあげましょーよー!
嫌だー! って人は私が全員倒しまーす!
じゃあそういうことでー! 私はいつでも相手しまーす! 、十二獣の元居住区にある1番でかいお屋敷で待ってまーす!!!」
スリップライダー備え付きの拡声器を用いてあちこちで煽り続けること半日
そろそろ誰かしら来てないかなーと拠点である十二獣の屋敷へと戻ってきたドロッセル
そこで待っていたのは、誰よりも十二獣を憎むこの男達だった
<あ、誰かいますね! これはーえーっと."炎星"っすか〜まあ天キ的な意味で恨みはひとしおでしょうなぁー>
1人で納得した様子のスリップを無視して、"立炎星-トウケイ"の前へと降り立つ
「ふーん、最初の相手はあんたってワケね?
ちょっと物足りないけどウォーミングアップには丁度いいかしら?」
「"kozmo".か、お前も十二獣には苦渋を飲ませられたはず! 何故彼らに肩入れする?」
「そんなの決まってるじゃない強い相手と戦うための駒よ、こーま!
やっぱ本気でやって欲しいじゃない? 相手がされたくないことをすれば私が無理やり決闘の約束を取り付けても本気でやってくれるかなーってね!」
「ふん、己の欲望を満たす為ならば因縁の相手だろうが躊躇わず利用する、と
その信念、我が炎星が叩き直してくれよう!」
「言ってくれるじゃないの、じゃあ折角だしサラブレード!! 決闘の宣言をなさい!」
「えっ!? いきなり振られるんですか!?
じゃ、じゃあ.決闘開始!」
「「決闘」」
立炎星-トウケイ
vs
kozmo-ドロッセル
「先行は貰うぞ! 手札から炎舞-天キを発動! その効果で速炎星タイヒョウを召喚! 効果によって自身をリリースし、デッキから炎舞-天枢をセットしてそのまま発動!
更に、天枢の効果で手札から炎星師-チョウテンを召喚する
効果を発動して墓地からタイヒョウを特殊召喚! その召喚にチェーンして手札からTG-ワーウルフを特殊召喚する」
「まだ終わらないぞ
レベル3タイヒョウにレベル3! チョウテンをチューニング!
3軸炎星の核! レベル6 炎星候-ホウシンをシンクロ召喚して効果でデッキから立炎星-トウケイを守備表示特殊召喚だ!」
「トウケイの効果でデッキから2枚目の炎星師-チョウテンを手札に加える」
「うーん、まあそんなに目新しいものもない普通の3軸よね、こっからなんかあるっけ?」
確かに、トウケイの展開は昔ながらの戦法であり、(この後トウケイで天キ落として罠セットするんだろうなぁ)とか考えるくらい定番のものであった。
しかし、彼女は知らなかったのだ.彼らが新たな力を手に入れていたことを
「甘いな! ここで終わりではない!
私はここからリンク召喚を行う」
彼が宣言し、ニヤリとした笑みを浮かべると、フィールドにサーキットが現れる
「召喚条件は獣戦士族2体、私はホウシンとtg-ワーウルフをリンクマーカーにセット!
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