ハーメルン
Parallel Worid of ZI-O -仮面ライダーピリオド-
『私』のやりたいこと/2018
決め台詞をいいながらキャンサー・ゾディアーツに接近して自慢の鋏にシャフトをねじ込んで使えないようにする。
武器が封じられて焦ってる隙に腹に連続キックを入れていく。
「ぐぉっ…!ならこっちはピッカピカの超新星だ!」
キャンサーがそう言うと奴の身体を黒い靄が包み、蟹座の光を放つ。
すると人型から巨大な蟹の化け物、キャンサー・ノヴァへと変貌する。
左腕だけでなく右腕も鋏に変化して私を叩き切ろうとしてくる。
こうなるとシャフトで抑えるのは無理だからよけるしかないが、よける前の足場がバラバラと崩れていく。
だんだんと逃げ場を失っていく私。
だけど目的のポイントに着くと私は足を止める。
「鬼ごっこはもうおしまいかい?」
「ええ、捕まえたからね!」
『FINISH TIME!FINAL ATTACK TIME IMPACT!』
シャフトにセットされた独楽のようなアイテム・ストームトッパーを打ち出す。
ストームトッパーはキャンサーが歩いていた道の端や私たちが今いる場所の真上にある橋を砕く。
さっきまでキャンサーは自分で不安定にした足場を6本の足を駆使してすいすい歩いていた。
だけど壊された橋がキャンサーの足に落ちてくるとどうなるか。
肉体的ダメージはまるでないが瓦礫によって視界が封じられ、さらに足場の端が落ちることでバランスを崩す。
これによって精神的に動揺が生まれてストームトッパーを見つけるのが困難になる。
そしてトッパーはキャンサーの手足を一本一本丁寧に切り落として、最後は上空からキャンサーを粉砕する。
ふと爆発音が聞こえた。
音の鳴った方を見ると、タイムジャッカーのタイムマジーンが爆発していた。
私はほかの二人が勝ったのだと確信した。
どうやらアトラは状況を見て撤退したのか消えていた。
これで私の2018年最後の戦いを終えた。
『いや、まだわからないだろ』
言うな!もう疲れたからまだあるとか考えさせるな!
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